ショート動画からの購入、半数以上が「Amazon」「楽天」で検索 TaTap調査

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ECのミカタ編集部

ショート動画で知った商品、最多の買い方は「Amazon・楽天で検索して購入」55.6%。動画からそのまま購入は35.6%にとどまる【TaTap SNS調査】

株式会社TaTapは2026年10月6日、「ショート動画と購買行動調査」の結果を発表した。

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調査概要

◆調査名:ショート動画と購買行動調査(TaTap SNS調査 第4回)
◆調査主体:株式会社TaTap(自社調査)
◆調査手法:インターネットリサーチ(外部モニターパネルを利用したセルフ型調査)
◆調査対象:全国の20〜59歳男女(スクリーニングによる事前除外は行っていない)
◆有効回答数:342名(20代:88名/30代:87名/40代:79名/50代:88名、男性:176名・女性:166名)
◆調査日:2026年9月24日
◆設問数:10問(単一回答・複数回答のみ、マトリクス設問なし)
◆集計:全体集計および性別・年代別クロス集計
◆出典:株式会社TaTap「ショート動画と購買行動調査(TaTap SNS調査 第4回)」

ショート動画からECモールと検索で購入

ショート動画がきっかけで、購入した人(n=135)の買い方は「Amazon・楽天などのECサイト・アプリで検索して購入」55.6%が最多に。次いで「検索エンジンで調べてから購入」37.8%、「動画内のリンクやSNS内のショップからそのまま購入」35.6%と続いた。

この結果についてTaTapは「ショート動画は『その場で買わせる』媒体というより、ECモールへ送客する装置として働いており、動画からの直接購入だけで効果を測ると成果の半分以上を見落とす可能性があります」と分析している。

◆ショート動画で商品を知ってから購入するまでの行動(ショート動画がきっかけで購入した人:n=135/複数回答)

「欲しい」と思う決め手は「実際に使っている様子」

ショート動画を見ている人(n=243)のうち、ショート動画がきっかけで商品・サービスを購入した経験がある人は55.6%(直近1か月以内27.6%)となった。20代では視聴者の70.4%にのぼり、50代でも39.6%が購入経験を持っている。

「欲しい」と思う決め手の1位は「実際に使っている様子が映っている」45.3%で、全年代で1位となった。

一方「再生回数・いいね数が多い」は9.5%で選択肢中最下位となった。バズを狙った演出よりも、使用シーンと価格を明示する実直な設計が購買につながっている。

また視聴者の30.5%は最初の3秒で見るかを判断し、28.8%は音声オフで視聴していた。年代を問わず、冒頭設計とテロップが必須であり、基本となっていることがうかがえる

◆ショート動画で「欲しい」と思う決め手(ショート動画を見ている人:n=243/複数回答)

企業公式アカウントの動画は広告より「飛ばす」が少ない

「企業・ブランドの公式アカウントの動画は飛ばすことが多い」は17.7%となり、「広告だと分かったら飛ばす」28.4%より10.7ポイント低い結果となった。

購入のきっかけとしても企業公式アカウントの投稿は40.7%で、広告(27.4%)を上回っている。企業が自社アカウントで出すショート動画は、広告とは別物として受け止められ、購買も動かしている様子がうかがえる。

◆企業公式アカウントの動画と広告の比較

ショート動画は企業のSNS運用で最も投資が集まる領域になった一方、「見た人は何%買うのか」「そのまま買うのか、確かめてから買うのか」「音声オフで見る人はどれくらいいるのか」といった基礎データはほとんど公開されていなかった。

本調査結果は、ショート動画施策の設計と効果測定の前提となる数字を明らかにしたものだ。今後の施策の参考にしたい。