ストアーズ、新たな資金調達サービス「STORES資金調達」提供開始

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ECのミカタ編集部

ストアーズ、ネットショップと実店舗の売上データを活用した資金調達サービス「STORES 資金調達」の提供開始

STORES株式会社(以下、ストアーズ)は2026年10月13日、株式会社カンムと協業し、カンムが提供する「サクっと資金調達」を基盤とした、中小事業者向けの資金調達サービス「STORES資金調達」の提供を開始した。

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将来見込まれる売上を早期に資金化

「STORES資金調達」は、STORESネットショップやSTORES決済などの利用を通じて蓄積される売上データをもとに、将来見込まれる売上を早期に資金化できるサービス。

ストアーズは2025年6月、取引先への請求書の支払いをクレジットカードで最大60日繰り延べできる「STORESビジネスあと払い」の提供を開始した。同サービスが支払いを後ろにずらすサービスであるのに対し、今回の「STORES資金調達」は、入金を前倒しにするサービスとなっている。

◆サービス概要
▷サービス名:STORES資金調達
▷提供開始日:2026年10月13日
▷対象事業者:ストアーズから案内を送付した事業者(招待制)
※申し込み後にカンムによる審査を実施。審査結果によっては利用できない場合がある。
▷入金までの日数:申込完了から最短4営業日
※審査状況や申し込み内容により日数がかかる場合がある。
▷調達可能金額:50万円〜1000万円
※実際の買取提示額に応じて決定される。
▷手数料:3.75%〜15%
※適用される手数料は条件により異なる。
▷支払い期間:3カ月/6カ月/12カ月から選択
▷必要書類:本人確認書類のみ(担保・保証人は不要)
▷精算方法:カンムからの請求書による支払い

本人確認書類のみで申し込み

ストアーズは「STORES資金調達」の特徴について、次の内容を挙げている。

◆ネットショップと実店舗の売上データを横断して、資金調達の判断材料に
▷ストアーズの各サービス利用を通じて蓄積された売上データを活用し、将来見込まれる売上をもとに資金提供の可否や条件を判断。1つの販売チャネルではなく、商売全体の売上実態をより広く捉えることで、事業者の資金調達の可能性を広げる。

◆申し込みに必要なのは本人確認書類のみ
▷招待メールの専用フォームに必要事項を入力し、希望調達額と希望支払い期間を選ぶだけで申し込み可能。決算書や口座明細などの提出は不要で、用意するものは本人確認書類のみ。

◆融資ではなく、将来の売上債権の買い取り
▷将来発生する売上債権を買い取り、その対価を先に受け取る仕組み。融資とは異なり、担保や保証人は必要ない。買い取った債権に相当する金額は申込時に選択する期間に応じて支払う。

商売の機会を逃さず、次の成長に踏み出す

ストアーズによると、2026年版中小企業白書において、長く続いたデフレ・低金利から「金利のある時代」への金融環境の変化が示されているという(※1)。また、開業後に苦労していることとして「資金繰り・資金調達」を挙げる事業者が約4割にのぼるなど、事業者にとって、資金調達は依然として重要な課題となっている(※2)。

こうした状況を背景に同社は「商売では、仕入れを増やす、設備を導入する、繁忙期に向けて準備するといった、売上が生まれるより前に資金が必要になる場面があります。こうしたタイミングで必要な資金を確保できることは、事業者が商売の機会を逃さず、次の成長に踏み出すうえで重要です」とコメントしている。

新たな資金調達の選択肢として、今後の動向に期待が寄せられる。

※1:中小企業庁「2026年版中小企業白書・小規模企業白書の概要」P.45
※2:日本政策金融公庫総合研究所「2024年度新規開業実態調査」P.13