GMOペパボとカウンターワークスが業務提携する
EC事業者たちが、成長の過程の中で、リアルな店舗にチャレンジできる
期間限定でリアル店舗を開店する「ポップアップショップ」を出店できるように

業務提携で、ポップアップショップに挑戦しやすく！

　ネット通販にトライする敷居は随分、低くなった。それだけネット通販は我々にとって身近なものとなっている。そんなEC事業者たちが、成長の過程の中で、リアルな店舗にチャレンジしてみたい。そう考えることはありえる話で、そういう機会は極めて重要だ。

　そんな意欲あるEC事業者にとっては良いニュースが入ってきた。GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社（以下、GMOペパボ）は、リテール向けスペースのオンラインマーケット「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」を企画・運営する株式会社COUNTERWORKS（以下、カウンターワークス）と業務提携した。今後GMOペパボは、カウンターワークスの運営するスペースを利用して、ECサイトで商品を販売する人たちが気軽に、期間限定でリアル店舗を開店する「ポップアップショップ」を出店できるよう、様々な企画でEC 事業者を支援していくとした。「ポップアップショップ」は、オンライン上で表現しきれなかった商品の魅力を直ぐに消費者に伝えることができ、ECサイトへの新たな集客も期待できる。

　GMOペパボは以前から、ECサイトのリアルイベント支援を積極的に行っており、2015年5月にはネットショップ運営サービス「カラーミーショップ」主催で、全国47都道府県のネットショップを集めた物販イベント「にっぽんネットショップ祭」を開催した。同イベントは1日で2,500名が来場者を集め、大いに賑わった。一方カウンターワークスは、現在大きな社会的課題となっている、日本の商店街の空き店舗を活用した短期利用向けスペースのオンラインマーケット「SHOPCOUNTER」の企画・運営を行っており、利用者は、日時やエリアから最適なスペースを簡単に探し、手軽に実店舗を運営することができる。両社にとって、相乗効果も見込まれ、何よりEC事業者のメリットが大きい。

　EC事業者が、何か大きな夢を抱き、その第一歩を提案するキッカケは、GMOペパボが切り開いてきた。そして、その次なるステージもまた、カウンターワークスとの提携によって、開けることになる。この出来事は、EC事業者がより一層輝くキッカケとなるに違いない。