中古品購入、「安さ」から「成熟した価値選択」に進化 オークネット調査

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ECのミカタ編集部

オークネット循環型経済ラボ 中古品購買に関する実態把握調査 結果レポート ~「安さ」から「成熟した価値選択」へ  進化するアパレル・ブランド品のリユース市場~

株式会社オークネットが設立した企業内ラボ「オークネット循環型経済ラボ」は2026年6月29日、「中古品購入に関する実態把握調査」の結果を発表した。

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調査概要

◆調査概要:中古品購入に関する実態把握調査
◆調査主体:オークネット循環型経済ラボ
◆調査方法(抽出フレーム):インターネット調査(株式会社インテージが提供するマイティモニターよりランダムに抽出)
◆調査実施期間:2026年2月27日~3月3日
◆調査地域・対象者条件:全国男女18〜69歳
◆調査対象: 18歳〜69歳の男女
◆調査人数
▷全体調査:9877人(弊社関連業種は除く)
▷中古ファッションアイテム購入者への調査:2535人
◆提供元:オークネット循環型経済ラボ
◆出典:中古品購入に関する実態把握調査(株式会社オークネット)

中古品の購入「日常的な選択肢」として浸透

「中古品の購入経験」については、消費者の過半数(53.6%)が「ある」と回答。中古品の購入が、日常的な選択肢として浸透している様子が明らかとなった。

新品ではなく中古品を購入した理由は、ハイブランド・ブランド品では「限定品・希少品だったから(20.7%)」「資産価値があると感じたから(14.9%)」が上位に入り「投資・コレクション」の側面が確認された。

一方、ノーブランド品の購入理由は「新品より安く購入できたから(59.3%)」と、安さを重視する結果となった。

「ハイブランド愛好家」の存在が示唆される

ハイブランド・ブランド品のバッグ・かばん購入者は、月に1回以上の購入が17.9%と突出した。

オークネットはこの結果について「資産価値の高いアイテムを頻繁に売買して楽しむコアな愛好家の存在が示唆される」と分析している。

ハイブランド・ブランド品購入者の許容金額は、衣類の平均が7万3540円、バッグ・かばんが15万5393円に達した。

一方、ノーブランド品購入の場合は、衣類の平均が6406円、バッグ・かばんが9618円と、コストパフォーマンスが最優先されている様子がうかがえた。

リユース市場は「成熟した価値選択の場」へ

「中古品に対して、現実的に受け入れることができる状態」については、着用感があるものを許容する層は少数派となった。

全体の約8〜9割が高い品質水準を最低条件として求めており、特にハイブランド・ブランド品衣類では30.2%が「未使用または新品同様」を求めた。

オークネットは本調査結果について、次のようにコメントしている。

「日本のリユース市場は単なる『安価な代替市場』から、消費者が目的に合わせて能動的に選択を行う『成熟した価値選択の場』へと進化していることが明確になった。事業者は消費者のシビアな目線に応えるため、『信頼の担保』と『高い品質管理』を事業の基盤に据えることが不可欠であることがうかがえる」

リユース市場はこれからも、さらなる発展を続けることが想定される。引き続き動向を追っていきたい。