スリーエム ジャパン株式会社では、保護層・気泡緩衝材、粘着剤が一体となった３層構造のオールインワン梱包材「Scotch™ フレックス＆シール 梱包ロール 」を販売。EC企業の梱包作業にかかる時間や資材スペースを大幅にカットでき、保管スペースや発送料金、梱包・開封時に出るゴミを削減できるメリットもあるという。

段ボール、緩衝材、ガムテープ不要！　切って包んで貼るだけ

「Scotch™ フレックス＆シール 梱包ロール 」は粘着シートタイプの梱包材。最外層は傷や水滴から発送物を守り、不透明のため中身が見えずプライバシーも保たれる。最内層は独自の粘着技術によって粘着面同士のみがくっつき、内容物にはくっつかない仕様。このため切って、内容物を包み、貼り合わせるだけの３ステップで梱包が完了。ラベルを貼ってそのまま発送できる。

ダンボールと比べると、緩衝材や梱包用テープが不要であり、作業時間も短縮できる。また発送物にピッタリと合ったサイズで梱包できるため、梱包時やユーザーの開封時に発生するゴミを大幅に減らすことができる点も優れている。またクッション封筒と比べても、1つでさまざまなサイズに柔軟に対応できる点で優位性がある。

ミニマムサイズで梱包できるため、省スペース＆配送料金カット

「Scotch™ フレックス＆シール 梱包ロール 」はオールインワン構造のため、段ボールや緩衝材、梱包用テープといったかさ張る資材のスペースが不要となる。このため限られた事務所スペースでの発送や、テレワークによる自宅発送にも対応しやすい。

例えば、包むものはごく小さいものであっても、手元に大き目の箱しかないケースでは、箱がかさばる分、配送料金が必要以上にかかってしまうが、「Scotch™ フレックス＆シール 梱包ロール 」を使えば発送物にピッタリと合ったサイズで梱包できるため 、配送料金も最低限に抑えられるメリットも期待できる。

「ポスト・イット® 製品 」も生み出した同社が得意とする、粘着技術とアイデアを結集して誕生

「Scotch™ フレックス＆シール 梱包ロール 」を開発した３Ｍ（本社：米国ミネソタ州）は、再生可能エネルギーを100％使用し、持続可能な未来のための活動に取り組む、STEM教育をサポートするなど、サイエンス・イノベーションを通して人々の暮らしを豊かにすることを目標としている企業だ。

工業製品、電力・電子製品、ヘルスケア、文具、ホームケア用品など様々なプロダクトを生み出しており、「ポスト・イット® 製品 」や各種テープなど粘着技術を生かした製品も多い。

「Scotch™ フレックス＆シール 梱包ロール 」を開発した背景には、近年のEC発展における宅配便需要の増加がある。同製品は、時代に合わせたアイデアと、同社が得意としてきた粘着剤の技術との組み合わせで誕生したと言えるだろう。

梱包の時短、省スペースに貢献、自社・自宅出荷の強い味方に！

「Scotch™ フレックス＆シール 梱包ロール 」は幅380mmで、長さは３m、６m、15m、60mの４種類があり、オープン価格。参考価格として３mは2000円程度、大きさはロールの状態で直径10cmとトライアルでも購入・保管しやすい。

ECのミカタ編集部でも数人で試してみたところ、「包みやすく、梱包が苦にならない」「テープなしでしっかりと包むことができる」「余計なゴミが出ない」「段ボールと比べてかさばらず、きれいに梱包できて感動した」といった使用感が得られた。

「Scotch™ フレックス＆シール 梱包ロール 」は、自社出荷しているEC企業はもちろん、テレワークにより自宅出荷をしている担当者の強い味方になりそうだ。

スリーエム ジャパン株式会社では、今後も年末などの繁忙期に向けて梱包材に注力し、EC事業者の梱包にかかる時間の短縮、マンパワーの余裕に貢献していきたいと意欲をみせている。