物流におけるアフターコロナに必要な備え

人の動きが活性化すればモノの動きも活性化する。規制が変化する今こそが企業体力を蓄えるチャンス。

　ついにマスクの着用自由化となりましたが、皆様の周囲ではいかがでしょうか。着用の判断は個々に委ねられており、今後の展開もまだまだ読めません。しかし、近所の通学路でマスクを外した児童達が元気に走り回っている光景を見、止まっていた経済活動が動き出す予感を感じております。

　５月には新型コロナウイルスも季節性インフルエンザと同じ扱いの5類移行が予定されています。感染者は従来よりも広い範囲で受診、入院が可能になることから制限されていた産業が一層回復するのではといった予想も一部から聞こえてきております。

　イベント関係では既にライブでの声出しを許可する、会場収容人数をコロナ前に近づけるなど、感染流行当時とは異なった様相を見せ始めています。５月には5類指定の影響で旅行産業の活性化も予想できますから、機会を逃さないよう在庫の調整に努めるのが賢明でしょう。
　むしろ、諸外国からの訪問客も増え規制が変化する今こそが企業体力を蓄えるチャンスになるのかもしれませんね。人の動きが活性化すればモノの動きも活性化していきます。

　例えば外食産業では日本フードサービス協会が１月の売上を前年同月比でプラス15.3％とするなど既に兆しが見え始めています。こうした機会を逃さないためには、在庫や供給体制といった物流の準備が欠かせません。
　チャンスを逃さないためにも頼れる倉庫、発送手配代行者を見つけ、いつでも連絡を取れる体制を構築されることをお勧めします。

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