統合型マーケティング支援SaaS市場で7年連続シェア1位の株式会社シャノン（所在地：東京都港区、以下シャノン）と、ＳＣＳＫサービスウェア株式会社（本社：東京都江東区、以下ＳＣＳＫサービスウェア）は、「SHANON MARKETING PLATFORM（シャノン マーケティング プラットフォーム：以下SMP）」の代理販売を含むBtoBマーケティングソリューションの提供で協業を開始したと発表した。

　BtoBマーケティングの多様化に伴い、マーケティングオートメーションをはじめとするさまざまなツールやサービスの導入が広がっている。しかし、マーケティングの知見や経験が足りず、ツールやサービスをうまく活用できなかったり、デジタルコンテンツの準備が不足していたりと、成果に結びつかない企業も少なくないという。

　これらの課題に応えるべく、両社はシャノンが提供する「SHANON MARKETING PLATFORM」と、SCSKサービスウェアのコンタクトセンター運用やコミュニケーションノウハウを活かしたBPOサービスを組み合わせることで、BtoBマーケティングのコンサルティングから、SMPの導入・運用、デジタルコンテンツの制作、電話を活用したインサイドセールスまで、企業の課題解決と継続運用をワンストップで提供することが可能になった。

「SHANON MARKETING PLATFORM」のサービス概要

１）シャノンによる「SHANON MARKETING PLATFORM」の提供
２）ＳＣＳＫサービスウェアによるMAツール導入、各種マーケティング支援サービスの提供
　　　・マーケティングアセスメントサービス
　　　・SMP初期導入サービス
　　　・SMPエスコートサービス（期間限定運用支援）
　　　・デジタルコンテンツサービス
　　　・マーケティング運用支援サービス
　　　・インサイドセールス

「SHANON MARKETING PLATFORM」とはどういうサービスなのか

　「SHANON MARKETING PLATFORM」は、マーケティングの統合データ管理・活用を実現するクラウドアプリケーションだ。国内では、統合型マーケティング支援SaaS市場で7年連続シェア1位の実績がある。具体的には、申込フォームや告知サイトの作成、セミナー/イベントでの申込・来場管理、名刺情報管理、キャンペーン運営業務やメール配信など、マーケティング業務全般の一元的な実施・管理を実現してくれるサービスとなっている。

　オンライン・オフラインを問わず、行動履歴を自動で見込み客データとひもづけて蓄積データの管理を一本化。属性や履歴を横断したリードの検索・抽出やスコアリング機能でリード評価の品質を向上させることにより、商談機会の創出に貢献してくれるという。

　また、データを可視化する標準ダッシュボードも搭載。企業単位でのマーケティングデータ管理やマーケティング成果の予実分析などの高度なデータ分析を実現し、営業サイドと連動して企業のマーケティング支援を行うことができる。

　セミナー管理機能を搭載することからもBtoBに強いMAツールであり、経済産業省が推進する「サービス等生産向上ＩＴ導入支援事業」の対象サービスに認定され、助成金の対象になっている点も導入のハードルを下げてくれている。

BtoBマーケティングを成功に導くために

　マーケティングオートメーションをはじめ、EC周りの技術の進歩は目覚しいものがある。しかし、専門知識や難しい単語が並ぶと、どうしても難しいものと捉えてしまいがちだ。

　SMPのような、BtoBマーケティングの成功に必要不可欠な各種マーケティング施策の支援をワンストップで受けてくれるサービスや技術は企業においてこれから重要になってくる。さらに複雑化するであろう情報化社会に対応していくためには、こうしたプロの力を借りるのが手っ取り早いのかもしれない。