ヤマダ電機の国際配送サービスをChina Commerceが実現。都内各店舗に拡大へ

ECのミカタ編集部

 越境ECサイト運営会社、株式会社China Commerce(本社:東京都中央区)は、ヤマダ電機新宿東口店で「インバウンド向け国際配送サービス」を開始していたが、このサービスが中国からのユーザーに大好評を得たことから、ヤマダ電機の都内各店舗に本サービスを展開する運びとなった。8月25日の新宿西口店でのサービス開始をはじめ、順次、池袋アウトレット店、池袋本店、秋葉原店と来月中には都内各店舗で同サービスを開始していくという。

 ヤマダ電機では、従来、日本の同社店舗で商品を購入する顧客からの発送依頼は、日本国内の指定住所(例えば、滞在中のホテルなど)までの配送しか受諾していなかったが、China Commerceとの連携により、中国、台湾、香港の顧客については、顧客の指定する日本国外の住所までの直接配送を受諾できるようになった。

 China Commerceが運営する越境ECサイト「銀聯在線商城日本館」の顧客への配送ルートに、ヤマダ電機が商品購入者から依頼を受けた商品の配送を載せ国外への配送を実現している。

 このサービスにより、中国、台湾、香港の顧客は、従来、自分で行ってきた煩雑な税関手続きや、中国、香港、台湾における国内配送手続きを、すべてChina Commerceに委託することができる。



「日本で買った荷物が家まで届く」という”体験”を提供

 爆買いの流れは去ったとされているが、良いサービスはなかなか風化しない。2020年に向けてインバウンド需要は伸びていくと予測される中、どういったサービスが訪日観光客に刺さるのかを考え、実現していく必要はあるだろう。

 多くの企業が「モノ」を売ろうとする中、これから大切になってくるのは「体験」だと多方面において言われている。そうした中、これまでのヤマダ電機では不可能だったが、「日本で買った荷物が家まで届く」という体験を提供できるようになったことで、そこに需要が生まれているのではないだろうか。

 逆を返すと「モノ以外」にお金を払うという傾向があるということだ。どういった体験をしてもらいたいかにフォーカスすれば道は開けてくるのかもしれない。

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