【2018年総まとめ】物流・配送のビッグニュースをまとめてみた〜「価格」から「サービス内容」へ注目高まるか〜

亀井 達樹

物流業界にとって、2018年は2017年に続く変化の年であった。
宅配クライシスという言葉が使われる機会が増え、運賃改定や再配達などEC事業者にとっても目が離せない情報は多かったのではないだろうか。
2020年に控えたオリンピックに向け、より工夫が求められている物流業界にどのような動きがあったのか。2018年に反響の大きかった物流の話題をまとめたので、見逃していたニュースがあればここで抑えて2019年を迎えていただけると幸いだ。

2018年 上半期ニュースまとめ

2018年上半期の物流ニュースはこちらにまとめてあるので、是非こちらの記事を見ていただきたい。

注目すべき点としては、「ヤマト運輸とCCの連携」「楽天のワンデリバリー構想」「FBA海外配送再開」である。
https://ecnomikata.com/ecnews/19695/

寺田倉庫がシェアリング特化の物流「minikura+」開始

寺田倉庫がもともと行っていたサービス「MINIKURA」は誰もが箱単位で倉庫を持てるというサービスであった。「minikura+」はその派生形でこのサービスを個人だけではなく企業にまで解放したものだ。

リユース事業や副業解禁など個人が事業として倉庫を使う機会が増えている。レンタルでは敷居が高かった事業者も参入がしやすうこのようなサービスは今後より人気がでるのではないだろうか。

・寺田倉庫、シェアリング特化の物流「minikura+」開始/企業に新たな価値と挑戦の機会を
https://ecnomikata.com/ecnews/19786/

ウケトルが各社と連携 再配達問題の解決をめざす
ウケトル社が運営するアプリ「ウケトル」。提携しているネット通販のアカウントを登録しておくと、品物の到着を教えてくれるサービスだ。不在配達を防いだり、再配達の依頼もワンクリックですむなど、現在の通販にあったアプリとなっている。2018年の10月当時で20万のダウンロードがある日本で一番使われている宅配追跡アプリとなっている。リリースから10万DLを越えるまでの間に再配達を約2割防いだなどの実績もだしている。

・アプリ「ウケトル」がZOZOTOWNと連携、再配達問題を解決へ
https://ecnomikata.com/ecnews/20593/

地域密着でEC・通販事業の物流サポート「倉庫コンビニ“あずかり君”」
ライフサポートは会社の所在地である浦安市に特化した企業からの宅配受託や個人からの発送代行を行うサービスだ。企業からの宅配受託を浦安市内に限り、宅配ドライバーの負担を軽減。交通量の削減にもつながり、「物流エコ」を実現しており、集荷サービスを一切行っていないのも特徴だ。

従来の商品を入庫・保管・出庫するだけではない総合的なサポートをする企業が今後は増えていくかもしれない。

・浦安市密着型!ディズニーホテルにも配送可能な「倉庫コンビニ」が物流業界に変革
https://ecnomikata.com/ecnews/20737/

日本郵便が中間期の決算で前年同期比減も中間純利益で増へ
日本郵便は11月に発表した2019年3月期第2四半期の決算内容において、初の中間期としての黒字に転換した。なかでも、国際物流事業に関してはロジスティクス事業の収益拡大が続き、営業収益が5.5%の増収となっている。他にも2017年に1回目を開催した「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」の第2回目を実施している。

物流と金融の巨大プラットフォームである日本郵便が物流業界そのものに与える影響力もかなり大きく、今後の動きからも目が離せない。


・日本郵政が2019年3月期第2四半期(中間期)の決算を公表!「連結経常利益・連結経常利益」で前年同期比減も中間純利益で増、国際物流部門が好調
https://ecnomikata.com/ecnews/20813/

・【日本郵便】イノベーション!テクノロジー関連企業2社と物流最適化
https://ecnomikata.com/ecnews/20521/

脱ダンボールを実現!置き配バッグOKIPPA×新たな包装体AirBall
置き配バッグOKIPPAへの配送に、新たな包装体であるAirBallを利用した配送試験を実施したと公表した。背景には、段ボール価格の高騰が挙げられる。物流経費の上昇や海外需要の高まりが主な原因となっており、今後も梱包材としての需要は高まると考えられている。

今回の2社のコラボのように、通販物流に置ける既存のもの以外を活用しようという動きが大きくなってきている。コスト面だけでなく、使いやすさの点からも注目すべき点だ。

・脱ダンボール!世界初の新包装テクノロジーAirBallと置き配バッグOKIPPAが配送を変える
https://ecnomikata.com/ecnews/20930/

アスクルのLOHACOが配送無料枠を改定 加えて基本配送料を「350円」から「216円」に値下げ
アスクルは、2019年1月10日18時より、LOHACOの配送サービスを変更し、基本配送料が無料となる注文を、従来の「1,900円(税込)以上」から「3,240円(税込)以上」の注文に変更することを公表しました。

Eコマースの需要の高まりとともに企業側もEコマースの発展のために、様々な施策を行っている。業界全体を支える動きでますますEコマースが発展していくと考えられるのではないだろうか。

・アスクルのLOHACOが配送無料枠を改定 あわせて基本配送料を「350円」から「216円」に値下げ
https://ecnomikata.com/ecnews/21127/

年末年始の各社配送状況

年末商戦など、年末年始は配送が多くなるEC事業者の方も多いのではないでしょうか。年末年始は基本出荷しないなど、休み明けの配送対応、緊急対応の持込など対策をとる必要がある。

そのためにも、年末年始に運送会社がとる配送状況を知っておく必要がある。ヤマト運輸、佐川急便、福山通運、西濃運輸の各社の動きをまとめた記事があるので、是非そちらにも目を通していただきたい。

・ヤマト運輸、佐川急便などの年末年始配送状況まとめ
https://ecnomikata.com/ecnews/21006/

2018年の物流業界の動きを振り返って

EC需要の高まりが続き、物流業界がとるべき対応も増えている。単なる値上がりの話題だけではなく、再配達に対応したサービスが多く登場したように感じられた。再配達は物流業者だけではなくEC事業者はユーザーにとっても注目のあつまる話題であるため、来年も引き続き注目のテーマとなるだろう。

また、2020年のオリンピックに向けた対応も来年は本格化すると考えられる。
ECに関する国からの発表も随時確認する必要がある。

記者プロフィール

亀井 達樹

メディア編集部 マーケチーム
趣味はサブカルとスポーツ。
冬になると毎週雪山に出没します。
将来の夢はバイクで日本一周すること、ヘリスキーをすることです。

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