Webにタグを入れるだけで多彩な動画配信が可能に 『KAIZEN TEAM for Video Experience』がリリース

ECのミカタ編集部

株式会社Kaizen Platform(本社:東京都港区、代表取締役:須藤 憲司、以下 Kaizen Platform)は、Webサイト上で多彩な動画体験を可能にする「KAIZEN TEAM for Video Experience(VX)」をリリースした。

動画の新時代到来も課題が山積

同社はモバイルの活用や5Gの普及を背景に、ユーザーにとって動画を視聴することはより一層当たり前となり、企業とユーザーとのコミュニケーションにおいても動画活用が進むことが予測されるとしている。

しかし、ユーザーとのコミュニケーションに動画を活用するためには、制作〜改修の運用サイクルが煩雑であったり、遷移を誘導する目的で制作した広告用動画をそのままWebサイトに設置することでメッセージングのミスマッチが起きてしまうなど、せっかくの動画コンテンツを十分に活かしきれていないケースも少なくなかった。

タグの挿入で多彩な動画配信が可能に

そのような状況を前に同社は、双方のサービスで培ってきたパーソナライズと動画クリエイティブに関するノウハウを集結し、既存システムに手を入れることなく、Webサイト上にタグを1行追加するだけで多彩な動画コミュニケーションを実現する「KAIZEN TEAM for VX」の提供を開始した。

◆【KAIZEN TEAM for VX で提供する動画フォーマット】

[VX Slides]

ランディングページやWebサイトのトップページなどで複数動画をシームレスに配信することで、キャンペーン商品などの訴求力を高める。

[VX Pages]

商品説明やヘルプページコンテンツなどの動画化に適したフォーマットだ。ユーザー自身が興味のある動画をページ遷移することなく、手軽に閲覧できるようになる。

[VX Stories]

ファッションECや電子書籍などに適したフォーマットだ。尺の短い縦向き動画を次々に観る体験は世代を超えて一般的になりつつあり、ライトなコンテンツで訴求する。

[VX Infeed]

メディアECや求人サイトなどで、一覧リストでキャンペーン商品動画を配信する。インフィード動画はメディアサイトでは一般的に用いられるフォーマットであり、ユーザーに違和感なく訴求することができる。

これまでの知見と実績を投入

Kaizen Platformはこれまで、Webサイトにタグを1行入れるだけでサイトのUI改善やパーソナライズ機能の追加を実現できる「Kaizen Cloud Engine」と、独自のクリエイティブプラットフォームとクリエイターのネットワークで動画改善を行う「Kaizen Ad」を提供してきた。

その知見と実績を惜しげもなく投入し、今回の新ソリューションのリリースに至ったのだ。モバイル通信が本格的に5Gに移行する、まさにその前夜とも言える状況だが、移行後はさらにWebコミュニケーションにおける動画の重要性は高まるものとみられる。そうした流れの中で、動画プロモーションやマーケティングの展開の面で悩み多きEC事業者にとって、有力な選択肢となりそうだ。

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