株式会社フラクタ（本社：東京都渋谷区、代表：河野貴伸）と株式会社アパレルウェブ（本社：東京都中央区、代表：千金楽健司）は、デジタルネイティブなアパレルブランドの立ち上げと継続的な成長支援を目的に協業を開始した。

フラクタの提供するECのブランディングサービスと、アパレルウェブのアパレルブランド向けWebマーケティングサービスを組み合わせたShopifyにおける新サービス「RAM（ラム）by AW/FR」を共同開発し、11月にリリースする予定である。

DtoCブランドを支援する「フラクタ」

株式会社フラクタは、テクノロジーとデザインで日本のDtoCブランドを支援する、ブランディングエージェンシーである。数多くのEコマースとブランディングプロジェクトに寄り添ってきた経験を活かし、ブランドに必要な設計から制作まで最適かつコンパクトに実現する。

アパレル業界をサポートする「アパレルウェブ」

株式会社アパレルウェブは、アパレル・ファッション業界に特化したサービスを提供するオンリーワンカンパニーである。サービス内容はサイトやアプリの制作、データ分析、オウンドメディア、コンテンツ構築、SNS運用サポート、海外進出のサポートなど、多岐にわたる。

コロナ禍におけるブランド成長をサポート

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、消費者のリアル店舗での購買機会は減少し、オンラインストアの利用が増加しているため、デジタル上でもリアル店舗と同等の購買体験を提供していく必要がある。アパレル・ファッション企業にとってリアル店舗での販売が厳しい状況のいま、コストを抑えながらデジタルネイティブにブランドを立ち上げることができるかが課題となっている。

これらの課題を受け、ECを中心としたブランディングによってブランドおよびDtoCを支援してきたフラクタと、豊富なアパレル企業支援実績とノウハウをもつアパレルウェブの強みを組み合わせ、Shopifyにおける新サービス「RAM by AW/FR」が共同開発されることとなった。

「RAM by AW/FR」は、Shopifyを活用したECの立ち上げから運用までをプロがサポートし、アパレルブランドを成長させるための要素をオールインワンで提供するサービスである。ECの立ち上げにおけるブランディング要素の組み立てや構築をフラクタがおこない、アパレルウェブがコンセプトに基づいたEC構築、運用をShopifyベースで行う。

加速するアパレル業界のEC化

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、多くのファッションブランドにおいてEC化が進んでいる。参入障壁も高くないことから、さらなる発展の可能性も秘めているが、煩雑化しやすい業務の効率化など課題も多い。DtoCを支援するブランディングエージェンシーであるフラクタとアパレル業界をサポートするアパレルウェブの共同サービスは、アパレル業界に新たな可能性を生み出していくのではないだろうか。