BASEの購入者向けショッピングサービス「Pay ID」の登録者数が800万人を突破

ECのミカタ編集部

BASE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:鶴岡裕太)は、同社が運営する購入者向けショッピングサービス「Pay ID(ペイ アイディー)」のID登録者数が、2022年2月16日(水)に800万人を突破したと発表した。

購入者向けショッピングサービス「Pay ID」

購入者向けショッピングサービス「Pay ID」

「Pay ID」は、オンラインでの購入をクイックに行えるID決済機能と、ネットショップと購入者の持続的なリレーション構築をサポートするモバイルアプリによって、決済からアフターショッピングまで包括的にショッピング体験を向上する購入者向けのサービスで、アプリのMAUは100万人を超えている。

2021年11月30日に、BASEが運営するショッピングアプリ「BASE」と、BASE100%グループ会社のPAY株式会社が提供するID決済サービス「PAY ID」を統合・刷新し、それぞれの利用特性やアセットを活かして、新たな購入者向けのショッピングサービスとして提供を開始した。

「Pay ID」は、BASEが運営するネットショップ作成サービス「BASE」加盟店でのショッピングの際に利用できる。

累計ID登録者数が800万人を突破

「Pay ID」は、ネットショップ作成サービス「BASE」のショップ開設数増加に伴い、購入者による「Pay ID」の登録も増加し、2022年2月16日(水)にリニューアル前を含む累計ID登録者数が800万人を突破した。

「Pay ID」アプリ内で過去に購入経験のあるユーザーが、リピート購入する割合はアプリでの購入額全体の6割を超えており、実際にサービスを利用した購入者からは、「買い物時間の短縮につながりました」「記入事項が少なくて済むので便利です」などの声が寄せられているという。

スムーズなショッピング体験を提供する新機能を追加予定

今後、購入者によりスムーズなショッピング体験を提供するため「Pay ID」では以下の新機能の提供を予定している。

・ パスワードレスな認証による決済の提供(2022年中に提供予定)
ショッピングサービス「Pay ID」へのログインに要する手間を軽減するため、パスワード入力不要で、メールアドレスとSMS認証のみで、ログインできる認証方式の提供を予定している。

・ BNPL(後払い)機能搭載を検討開始
多様な決済手段を通じて、より多くの購入者の皆様にスムーズなショッピング体験を提供することを目指し、BNPL機能の提供を予定している。ショップ購入画面で決済方法のBNPLを選択すると、BASEが決済金額を立て替えてショップに支払い、購入者は後日BASEに支払いを行うことで、「ほしいときに買える」スムーズなショッピング体験が実現する。

購入者と新たな商品・ショップの出会いを創造

購入者と新たな商品・ショップの出会いを創造

BASEは「BASE」というプラットフォームよりも、個々のショップの個性や魅力を表現することを重視した展開を行っていることから、Amazonや楽天のユーザーが「Amazonで購入した」「楽天市場で購入した」という意識を強く持っているのとは対照的に、BASE加盟店の購入者は「BASEで購入した」というよりも「○○というショップで購入した」という意識を持っていると思われる。

その一方で、BASE加盟店で購入するときに店舗ごとに個人情報や支払情報を入力する手間をなくすといったプラットフォームとしての利便性向上も重要な課題であり、「Pay ID」は購入者の利便性向上を目指すものだ。

幅広いジャンルから気になる商品を探すこともできるため、BASE加盟店の商品群をシームレスに横断することで、ユーザーと新たな商品やショップとの出会いにもつながっている。

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