AnyMind Group、複数ECチャネルを一元管理できる【AnyX】の提供開始

ECのミカタ編集部

AnyMind Group株式会社(代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「AnyMind Group」または「同社」)は「AnyX(エニーエックス)」)の提供を開始した。

効率的なEC運用を支え、売上向上を支援

AnyMind Groupは複数ECチャネルの一元管理でEC運営を最適化するECマネジメントプラットフォーム「AnyX」の提供を開始した。同社はこれにより、日本及びアジア各国・地域のECモールや自社ECサイトの一元管理を可能にすることで効率的なEC運用を支え、売上向上を支援するとしている。

また同社が開発・提供するプラットフォームも順次、「AnyX」に連携させていく予定となっており、将来的にはAnyX上から全てのソリューションが利用できるよう開発を進めているとのことだ。

「AnyX」とは

「AnyX」とは

「AnyX」は、ECモールや自社ECサイトなど、複数の販売チャネルを一元管理することで、EC運営を支えるECマネジメントプラットフォームだ。業務効率化×データ活用、豊富な実績を元にした運用支援、各国・市場のローカルの知見を生かした越境展開・海外販売まで、EC事業の成長に向けた幅広いソリューションを提供する。

◆連携可能なプラットフォーム

▷ECモール/ECプラットフォーム:
Amazon、楽天、Shopee、Lazada、Shopifyなど

▷提供するプラットフォーム: 
AnyFactory(生産/仕入れ)、AnyChat(チャットコマース)、AnyManager(メディア・ECグロース)、AnyTag(インフルエンサーマーケティング)、AnyDigital(デジタルマーケティング)、AnyLogi(物流管理) ※一部データ連携機能開発中。順次連携予定

AnyXでは上記の他、日本及びアジアを中心とした、ローカルのECプラットフォーム及びサードパーティアプリケーション/データとも順次連携を進めていくとしている。

誰もが商品・サービスを手軽に展開できる世界を

誰もが商品・サービスを手軽に展開できる世界を

AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役CEO 十河宏輔氏のコメント

「『Make every business borderless』というミッションを掲げ、企業やクリエイターが、より自由にビジネスを成長させることのできる世界の実現を目指す当社にとって、AnyXの提供開始は一つの大きなマイルストーンでした。これまでも当社は生産管理、ECサイト構築・運用、マーケティング、物流管理、チャットコマースまで、ブランドビジネスの展開・成長を支える様々なソリューションを提供してきました。今後はこれらの機能及び外部のECプラットフォームをよりシームレスに繋ぎこむことで、AnyX上からそれぞれの機能を利用可能にし、より効率的かつ効果的なデータ活用を推進していきたいと考えています。中長期的には、AnyXを活用することで、世界中のECプラットフォームとECモールでの出店・販売を可能にしていき、誰もが世界中で簡単に、商品・サービスを展開できる世界を実現したいと考えております」

昨今、EC市場は急速な成長を続けており、同時に消費者の嗜好性も多様化している。そのため、これからのEC運営においてはECモールから自社ECサイトまで、ユーザーのニーズに合わせて複数の販売チャネルを使い分けることが求められるようになってきた。

またトレンドや技術の変化を受けて日々のEC運用は複雑化する一方で、多くの企業においてリソースもしくはノウハウ不足が深刻化している。また、EC運営における業務は多岐にわたるため、一部業務のアウトソースやツール活用により課題解決を図るケースも増加しているが、個別最適に陥りやすく、EC運用を包括的に一元管理・最適化することは難しいのが現状だ。

同社は、こうした背景を受け、EC/D2Cビジネスをはじめとしたブランドのバリューチェーンを多角的に支援し、ブランドビジネスの展開において必要なすべての領域のデータを一元化することでEC運営をよりスムーズにすべく、ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」を開発したのだ。

さらに同社の提供する各ソリューションと、複数のECモール及び自社ECサイトを横断的につなぎ込むことで、同社クライアントの効率的な運用と売上向上を同時に実現していきたいとしており、多くのEC事業者のビジネスを加速させることになりそうだ。

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