この記事のまとめ

・夫婦仲の良い人たちほどパートナーのために通販利用する率が高いことが判明。
・購入物の傾向にも開きが発生。
・夫婦仲を良いものにするには…

おしどり夫婦ほどパートナーのためEC利用

ジャドマ通販研究所が、全国の10代～60代の既婚男女478人を対象に行った調査結果によると、夫婦仲が良い人ほどお互いパートナーのために通販を利用していることがわかった。
通販を利用するシーンについての質問で、「配偶者のためのものを購入するとき」と回答した人は夫婦仲「とても良い」が44.1％、「良くない」の11.8％に比べると約4倍という顕著な結果が見られた。さらに「配偶者のためのものを購入するとき」の回答が、夫婦仲が良くなるにつれ割合が上がっていることから、パートナーのため通販を利用する人ほど夫婦仲が良くなる傾向があることが読み取れる。

「夫婦で使うものや贈り物で、通販で購入したことがあるものは？」との質問で、夫婦仲が「とても良い」「良い」「どちらかといえば良い」の回答うぃお見ると、「本・書籍」「メンズファッション」「レディースファッション」「スイーツ・お菓子」の人気が高かった。
一方で夫婦仲が「とても良い」「どちらかといえば良い」の購入割合を見てみると、「とても良い」夫婦ほど「旅行」の割合が33.3％と高く、「どちらかといえば良い」の17.1％に約倍の開きが出ている。その他「バッグ・小物・ブランド雑貨」や「美容・コスメ・香水」などの、いわゆる「妻モノ」にも大きな開きが見て取れた。
仲の良い夫婦を目指すには、これら開きの大きかった項目の商品をパートナーのため通販購入するのも1つの手段かもしれない。

これらの調査結果を自然と意識してか、LMNホールディングス株式会社は日本初となる「婚姻届製造所」というECサイトをオープンした。このECサイトは、100種類以上のデザイン婚姻届を作成できるサービス提供を行っており、自分たちだけのオリジナル婚姻届を作成でき「入籍をもっと特別な記念日に」というコンセプトが謳われている。

二人の写真やイニシャルロゴなどがお手軽にデザインできる「オリジナル婚姻届機能」のほか、大好きなキャラクターやブランド、想い出の場所などとコラボしてデザインできる「コラボレーション婚姻届」、結婚式や自宅に婚姻届が飾れる「婚姻届フレーム」などのサービスがある。

仲が良い夫婦はお互いに思いやる傾向

パートナーのために通販を利用するか否かに見る夫婦仲で、仲が良い夫婦と良くない夫婦で4倍の開きが出た今回の調査。この結果から、相手を思いやる気持ちがあるかないかが夫婦仲に大きな影響を与えているということが読み取れる。言うなれば当たり前の結果でもあるが、目に見えない「気持ち」がEC購買履歴や通販利用履歴に現れるという点が非常に興味深い。
購入する側からすれば、贈り物をしパートナーが喜んでくれれば嬉しいし、贈られる側からすれば、贈り物そのものは言わずもがなパートナーが自分のために選んでくれた過程も嬉しいだろう。

パートナーとの仲が思わしくないときは、相手を考えECを利用した贈り物を考えてみてはいかがだろうか。