メルカリ、越境取引件数の半数以上が「アニメ・コミック」関連 メルカリ調査

最終更新日:

ECのミカタ編集部

メルカリ、「メルカリ ポップカルチャー越境トレンドレポート 2026」公開

株式会社メルカリは2026年8月7日、「メルカリ」の越境取引データおよび業務提携している株式会社 駿河屋(以下、駿河屋)の一部データをもとに、「メルカリ ポップカルチャー越境トレンドレポート 2026」を公開した。ポップカルチャーに特化したトレンドレポートの発表は、メルカリ初の試みとなっている。

EC運営のパートナー企業を紹介してもらえるって本当?

調査概要

◆名称:メルカリ ポップカルチャー越境トレンドレポート2026
◆対象期間:2025年6月1日〜2026年5月31日
◆対象地域:「メルカリ」で越境取引が行われた海外の国・地域(台湾、香港、米国、フランス、英国、韓国、中国他)
◆諸条件:「メルカリ」の越境取引(自社プラットフォームおよび購入代行サービス経由の完了取引)および一部駿河屋のデータの集計・分析
◆出典:メルカリ ポップカルチャー越境トレンドレポート2026(株式会社メルカリ)

「鬼滅の刃」「ポケットモンスター」が首位に

「ゲーム・おもちゃ・グッズ(「トレーディングカード」を除外して集計)」カテゴリーの取引件数ランキング1位は「鬼滅の刃」。上位10位の中に「週刊少年ジャンプ」関連作品が5作品ランクインする結果になった。

アニメやコミック作品に限らず「サンリオ」や「プロジェクトセカイ(プロセカ)」といった、幅広いジャンルのコンテンツが上位に入っている点も特徴である。

「トレーディングカード」カテゴリーでは、「ポケットモンスター」が2位に5倍近い取引件数の差をつけて、圧倒的な首位となった。

2位の「Stray Kids」や4位の「SEVENTEEN」をはじめとするK-POPアーティストが5組ランクインしており、タレントのフォトカード等もグローバルで活発に取引されている。対戦・コレクション双方の需要があるトレーディングカードゲームと、推し活におけるファンアイテムとしてのフォトカードという、性質の異なる2大需要が市場で共存していることがうかがえる。

上半期の越境取引件数の伸び率1位は「ベイブレード」

「メルカリ」における国・地域別の越境取引データを分析し、「No.1コンテンツグローバルマップ」として集計。その結果「アメリカ」「香港」「フランス」では「ポケットモンスター」が1位、「台湾」では「ベイブレード」、「中国」では「鬼滅の刃」、「韓国」では「サンリオ」が1位を獲得しており、それぞれの国・地域で独自の需要が形成されていることが明らかとなった。

2025年下半期と2026年上半期(※1)を比較した各コンテンツの越境取引件数の伸び率を見ると、台湾の「No.1コンテンツ」にも輝いた 「ベイブレード」が首位に。+342.5%(前年同期の約4.4倍)という、爆発的な成長を記録した。

台湾では「親戚の子どもに勝つために、予算無制限で強いベイブレードを教えてほしい」という大人のSNS投稿がミーム化して拡散され、124万ビューを超える反響を呼んだ。このSNSでの盛り上がりをきっかけに、25〜35歳の「昔遊んだ世代」を巻き込んだブームに発展している。

メルカリ越境取引の半数以上が「アニメ・コミック」関連

メルカリのグローバル展開から7年目を迎えた2026年6月期の越境事業の流通総額(GMV)は1122億円となり、過去4年で約19倍と大幅に伸長。「メルカリ」全体のGMVの約9%を占めるまでに拡大し、海外顧客の潜在的な購買ニーズを掘り起こしている。

特に、日本が世界に誇るアニメやゲームなどのポップカルチャーは、越境取引事業の開始当初から最も人気の高いカテゴリーである。

世界的な注目の高さに加え、日本の「モノを大切にする文化」による状態の良いリユース品が豊富にそろう「メルカリ」との相性が非常に良い。現在では「メルカリ」の越境取引件数の過半数(56.9%)を、「アニメ・コミック」関連が占めるまでに成長している(※2)。

メルカリ初となる本レポートでは、多様なポップカルチャーを起点に「どの国で」「どの作品やアーティストの」「何が」求められているのか、世界の需要が分析されている。

海外ファンの注目を集める「Used in Japan」と呼ばれる日本の中古品需要をけん引する存在として、引き続き動向を追っていきたい。

※1:2025年下半期(2025年7月1日〜2025年12月31日)と2026年上半期(2026年1月1日〜2026年6月30日)の数値を比較。
※2:2025年6月1日〜2026年5月31日