生成AIの信頼度はSNSを上回る、メリットは「時短」 JASDM調査

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ECのミカタ編集部

生成AIの信頼度、SNSを上回る。検索には及ばず【2026年最新調査】〜日本ダイレクトマーケティング学会が「生成AIによる消費者行動の変化」を調査〜

日本ダイレクトマーケティング学会(JASDM)は2026年8月17日、「生成AIが消費者行動に与える影響」に関する調査の結果を発表した。

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調査概要

◆調査期間:2026年7月15日〜7月16日
◆調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
◆調査人数:1009人
◆調査対象:調査回答時に生成AIの活用経験がある20~60代の男女と回答したモニター
◆調査元:日本ダイレクトマーケティング学会
◆モニター提供元:サクリサ
◆出典:「生成AIが消費者行動に与える影響」に関する調査(日本ダイレクトマーケティング学会)

20代の約7割が購買時に生成AIを活用

「日常的な購買行動の意思決定において、生成AIを活用したことはあるか」と質問。若い世代ほど日常的な購買行動において、生成AIを頻繁に活用していることが示された。

20代では約7割が活用している一方で、年代が上がるにつれて活用頻度は低下傾向に。世代間でテクノロジーへの順応性や、情報収集のプロセスに違いがあると考えられる。

前問で「活用経験が全くない」と回答した人以外に、「使用経験のある生成AIの種類」について質問。「ChatGPT (OpenAI)(68.9%)」が最も多く、「Gemini (Google) ※旧Bard、Google検索のAI(AIOなど)も含む(52.3%)」「Copilot(Microsoft)※EdgeやWindows搭載のもの(24.7%)」と続いた。

「ChatGPT」は約7割と最も高い利用率を示しており、生成AIサービスの中でも広く利用されていることが示唆された。一方で「Gemini」も半数を超える利用率となった。

生成AIを活用するメリットは「時短」が最多

「購買行動で生成AIを活用するメリットは何か」とたずねたところ「商品を探したり比較したりする時間を短縮できる(59.1%)」が最多に。「自分の好みや条件に合った商品を選びやすい(34.7%)」「情報が整理されて提示されるため、判断しやすい(31.5%)」と続いた。

約6割が「時間の短縮」をメリットとして挙げており、購買に必要な情報収集を効率化できる点が、生成AIを利用する大きな利点として認識されていることがうかがえる。

「購買行動で生成AIを活用したことがある商品カテゴリー」についてたずねたところ、「食料品(一般的な食料品、お取り寄せなど)(29.0%)」が最も多かった。

全体傾向として、生成AIは日常的な購買行動における情報収集や商品選びの場面で活用されていることがうかがえる。同時に、比較検討や情報整理が必要な商品・サービスの選択においても生成AIが活用されていることが示唆された。

生成AIの情報はSNSより信頼されている

前述の「日常的な購買行動の意思決定において、生成AIを活用したことはあるか」という質問に対し、「活用経験が全くない」と回答した人以外において、購買行動における情報源の信頼度について比較。生成AIの情報に対して「信頼できる(4・5を選択した人)」と回答した人は33.4%に上り、SNSの19.1%を大きく上回る結果となった。

特に最高評価である「とても信頼できる」を選択した割合においても、生成AI(5.7%)はSNS(3.2%)を上回っており、さらに「信頼できない(1・2を選択した人)」と感じている人の割合はSNS(31.5%)の半分以下(13.2%)にとどまっている。

日本ダイレクトマーケティング学会は本調査結果について、次のようにコメントしている。

「企業がAI時代に消費者との接点を広げるためには、自社の最新かつ正確な情報を整備し、生成AIを通じても適切に情報が届けられる環境づくりが重要になると考えられます。今後は、従来のWebマーケティングに加え、AI時代に対応した情報発信やマーケティング施策への取り組みが今後ますます重要になっていくのではないでしょうか」

生成AIは単なる情報収集ツールではなく、商品やサービスの比較・検討から意思決定までを支援する、新たな購買接点になり始めていると考えられる。EC事業者としてはこうした変化を捉えながら、適切な対応を講じる必要があるだろう。


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