訪日外国人旅行者等への各種調査を行う「JTBインバウンドリサーチ」を提供開始
自社商品の認知度調査や訪日外国人の購買心理調査、情報入手経路調査などの調査サービスの提供
旅行会社というネットワークを活用し、関係機関の協力を得て、外国人のインサイトを調べる

旅行会社のネットワークを活用した商品の認知、購買心理、情報入手経路などの調査サービス

JTBグループの株式会社JTBコーポレートセールス（東京都千代田区　代表取締役社 皆見 薫　以下、JTBコーポレートセールス）は、訪日外国人旅行者等への各種調査を行う「JTBインバウンドリサーチ」を開発し、インバウンド事業に取り組む企業に対して、自社商品の認知度調査や訪日外国人の購買心理調査、情報入手経路調査などの調査サービスの提供を開始したと7月27日に発表した。

訪日外国人マーケティング事業を行うJTBコーポレートセールスは、旅行会社というネットワークを活用し、関係機関の協力を得て、外国人のインサイトを調べるサービス「JTBインバウンドリサーチ」を開発し、数件のテストを実施して有用なインサイトを把握することが可能と判断した上で、本格的な提供を開始。同サービスは、訪日外国人旅行者、中国ソーシャルバイヤー、外国人留学生などと多様の接点を持ち、アンケート調査やグループインタビューなどを通じて、最新のインサイトを聞き出すことが可能。訪日外国人旅行者向けのタイムリーかつ最適な訪日プロモーション施策や店頭支援策、商品開発に活かすことを目的とする。

参考価格は、訪日旅行者100名への10問程度のアンケートの場合150万円（税別）～。中国ソーシャルバイヤー5名へのグループインタビューの場合70万円（税別）～。各種条件により異なるため、別途見積りとなるとのこと。

訪日外国人の購買心理を知るなら、当然、訪日外国人に直接聞くのが一番の手段となる。ならば、訪日外国人に最も接点の多い旅行会社を頼るのは道理で、常に最新のインサイトが分析できるものと思われる。海外での日本旅行ブームは衰えることを知らない。今後、多くの商品開発やプロモーション施策開発に役立てられるのではないだろうか。