購入者にその場でアンケート! MAppsがScoop Chatをリリース

ECのミカタ編集部

MAppsが消費者パネル売買データサービス「Scoop」のチャット機能「Scoop Chat」をリリースした
購買者にその場で、直接オンラインで定性アンケートを実施できる
購買者から定性情報をリアルタイムに聴取することができ、素早く調査を開始することが可能

購買者にリアルタイムで話を聴くことができ、素早い調査が可能に!

マーケティングリサーチのクラウドサービスを始めとしたマーケティングのデータトリブン化実現のためのサービス提供をする株式会社マーケティングアプリケーションズ(以下「MApps」)は、消費者パネル売買データサービス「Scoop」のチャット機能「Scoop Chat」をリリースした。

昨今、消費財メーカーの商品開発サイクルが短くなるなかで、コンビニエンスストアなど流通側でも新商品が数週間で棚落することは珍しくない。そのような状況下で、消費財メーカーは商品発売後に、より素早くタイムリーに購買実態を把握する必要がある。現状、商品販売直後にはPOSデータから購買動向を把握し、SNS等でどれだけ話題になっているかを分析する。だが、購買背景や購買後の商品評価などの具体的な消費者意識を捉えられるソリューションは、あまり存在しない。従来行われているインタビュー形式の調査は、消費者の潜在意識を把握することには適しているが、準備期間が長く、実費費用も安価ではないため、発売直後に実施することは稀である。

MAppsは、この問題に対してスマートフォンアプリを利用し、商品の購買者にその場で、直接オンラインで定性アンケートを実施できる「Scoop Chat」をリリースした。マーケティング担当は、「Scoop Chat」を利用することで、実売買者の購買意識から販売動向の裏付けとなる仮説の検証をその場で行うことが可能になる。これにより、最短で商品発売翌日に購買実態を把握し、即日に追加販促策を行うなどマーケティングPDACの高速化を実現する。また「Scoop Chat」は基本無料であり、1テーマ30コメントまでの回答を無料で利用することができる。マーケティング担当者が直接、購買者に質問することが可能であり、代理店や調査会社を介す必要もない。利用までの障壁を極力少なくすることで、さらに素早いアクションに貢献する。

「Scoop Chat」の特徴は、購買者から定性情報をリアルタイムに聴取することができ、素早く調査を開始することが可能になる。「Scoop Chat」ではモニターの回答を見ながら次の質問の構成を組み立てられるため、仮説や選択肢の設定が難しい課題にも対応することができる。さらに、特定の商品売買者などの条件だけでなく、同じ「Scoop」を使った購買者定量アンケート「Scoop Tracking」の回答者を対象者として設定することもできるため、アンケート回答内容を深堀することも可能になる。


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