ANA×BUYMA、商品を出品するとマイルが…?

ECのミカタ編集部

ANAとBUYMAの業務提携の内容とは?

全日本空輸株式会社(以下、ANA)と株式会社エニグモ(以下、BUYMA)は、日本のモノの世界へ向けた発信を強化するため、日本在住のBUYMAパーソナルショッパーが商品を出品・販売するとマイルが貯まるサービスを開始した。パーソナルショッパーとは、会員数300万人を超える海外通販サイト「BUYMA」内で活躍する買い物をサポートするスペシャリストだ。

「BUYMA」では、“日本に居ながら世界のモノを買えるサービス”を提供してきたが、2015年9月30日に公開された「BUYMA」により“海外に居ながら日本のモノを買う”ことができるようになった。さらに、2016年3月4日には「BUYMA(英語版)」の出品方法を多様化したことで、簡単に日本のモノを世界へ発信することが可能になった。

越境ECの世界的な普及が加速する中、今回の提携により日本の商品を世界に発信するパーソナルショッパーを支援することで、日本人によるホスピタリティの高い接客サービスを通じて世界中から日本の商品を購入することができるようになった。それにより、訪日旅客の帰国後のニーズにも応えることが可能となる。「BUYMA」では、今回のパーソナルショッパー向け新プログラムを通し、約2,900万人のANAマイレージクラブ会員(2015年12月時点)からの新たなパーソナルショッパーの開拓。さらに、世界の購入者に向けた接客サービスを強化していく。

ANAは、お客さんの満足と価値創造で世界のリーディングエアライングループを目指す。一方、BUYMAは、世界のどこでもモノを売買することができるサービスを提供している。それぞれの事業における強みを生かしながら、世界中のお客さんにショッピングの楽しさを提供すると共に売買体験の価値を最大化する活動を展開していく。

日本の商品はデザインが豊富であり、丈夫なモノがほとんどであるため、海外の人々からも人気が高い。「BUYMA(英語版)」により、海外の人でも日本の商品が簡単に手に入るようになった。今回の提携により、出品・販売するとマイルが貯まっていくため、今後、世界の人々に向けて日本の商品を出品する人々が増えていくだろう。きっと、ますます日本の商品の人気が上がり、BUYMAだけでなく、日本のあらゆるECに海外のお客さんが多く訪問することだろう。


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