VR活用の“不思議なレストラン”が第2弾!その内容は

ECのミカタ編集部

利用者に特別な時間と空間体験を!

 以前、株式会社ルクサ(以下、ルクサ)が提案する「ルクサ Taste in visual Dinner~ちょっと不思議なレストラン~」の体験記事を掲載したことを覚えているだろうか。これは、食べるの単語である「Eat(イート)」と、遊び・おもてなしの「Entertainment(エンターテイメント)」を掛け合わせた、「Eatertainment(イーターテイメント)」を戦略としている。VR(ヴァーチャル・リアリティ)を活用し、利用者にとってこれまでにない特別な時間と空間体験ができる。

 今回は、「ルクサ Taste in visual Dinner~ちょっと不思議なレストラン~」の第2弾の提供を開始した。第1弾では、六本木ヒルズ森タワーの52階にある「THE MOON」で開催された。料理は、以下の通り贅沢な料理が並んだ。実際に試食させて頂いたが、どの料理も絶品だった。

・オリジナルカクテル
・お口始め:小さなオードル2種
・前菜:フランス ロワール産ホワイトアスパラガスとそのムース ホッキ貝と軽くあぶった太刀魚を添えて
・前菜:イタリア産グリンピースのポタージュ ホタテ貝とご一緒にベーコンの泡をのせて
・月見:桜鱒、桜エビを用いた一品
・肉料理:岩手岩中豚肩ロース肉のロースト 赤ワインソース
・デザート:イチゴのスープ仕立て チーズケーキのアイスクリームとご一緒に
・カフェ:エスプレッソまたはコーヒーまたは日本茶

誕生秘話についてはこちらの記事へ→https://ecnomikata.com/ecnews/8752/

第2弾の舞台は“上海料理”!

 第2弾は、1964年に開業し、ラグジュアリーホテルとして伝統と進化を築きあげたおもてなしと、広大で緑豊かな由緒である日本庭園に囲まれたホテルニューオータニ ザ・メイン 16階の“王道主義”を掲げる本格上海料理店「大観苑」にて提供する。プライベート空間でのVR体験と、チョイスできるランチセットと充実のディナーコースが揃う。他では味わうことのできない、贅沢なひとときをゆったりと堪能することができる。

 第1弾と変わらず、第2弾でも小さなコック「ルックさん」が登場する。このルックさんがその日のメニューを集めるという内容になっている。本編中、実際に映像に手をかざすことで、樹に実った果実を落とすことができ、収穫の手伝いを行う事ができる。老若男女問わず、愛されるキャラクターである。

 美味しい料理を食べていると自然と笑みがこぼれる。では、その美味しい料理を待つまでの時間はどのように過ごしているのだろうか。おそらく、一緒に来ている人と話すことが多いだろう。しかし、その話も尽きると退屈な時間を過ごすことになる。その時間を無くすために、「ルクサ Taste in visual Dinner~ちょっと不思議なレストラン~」がある。“料理の待ち時間でさえも楽しませたい”というルクサの想いが実現したのだ。

 これをヒントにECの戦略を練ることができる。すぐにVRを取り入れることは難しいが、それ以外にユーザーを退屈させない方法はある。例えば、ちょっと笑えるような話をECサイトに掲載したり、商品にまとわる体験話を記載したりなど情報を豊富にすることも、ユーザーを退屈させない方法の一つだ。このように、ユーザーのことを考えれば考えるほど、良いアイディアが浮かんでくる。それをルクサのように実現すれば、きっと、ユーザーの笑顔を得ることができるだろう。


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