airCloset×Licie、リアル店舗の強化で女性の心を掴む

ECのミカタ編集部

 「オシャレを楽しみたい」と思いつつも、仕事や家事、育児でなかなか思い通りにいかない。そのような女性は多いのではないだろうか。そんな女性でも、オシャレを楽しむことができるように、洋服を自由に借りることができる、それが「airCloset」だ。今回、この「airCloset」がリアルの世界に新たな展開をすることとなった。

8万人の女性に寄り添う「airCloset」

 「airCloset」とは、株式会社エアークローゼット(以下、エアークローゼット)が運営する女性向けの月額制ファッションレンタルサービスである。「期限なし」で「何度も」新しい洋服との出会いを楽しむことができ、プロのスタイリストによるコーディネートを送料・クリーニング費込みで提供する。現在、働く女性を中心に8万人を超える女性の寄り添うサービスとなりつつある。

 最近では、月額会員向けページを全面リニューアルした。この全面リニューアルは、「airCloset」のサービス開始以来初めてであり、利用時の操作性の快適さやユーザー目線でのUI(ユーザーが触れるサービス)設計などを改善した。これにより、ユーザー毎に判別できるサイズレコメンドエンジンを各ユーザーのマイページに導入された。

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店舗型ファッションレンタルサービス「Licie」と統合

 そのように事業を展開してきたエアークローゼットが、今回、株式会社ガールズスタイリングが運営する店舗型ファッションレンタルサービス「Licie(リシェ)」の事業譲渡に合意した。同社がリシェ事業において蓄積してきた各種資産・ノウハウを譲り受けた上で、airClosetが計画しているリアル店舗の展開強化を行うこととなる。

 「Licie」が進めてきた店舗型ファッションレンタルでは、パーソナルスタイリングを“実体験”できることや仕事帰りや休日に自由なタイミングで借りられる“即時性”が高く評価されてきた。スタイリストのパーソナルスタイリングスキルや300以上の豊富なブランドの洋服を提供するノウハウを強化してきたairClosetとしても、「この“実体験”と“即時性”という特性を生かして顧客にファッションレンタルを体験して欲しい」と考えている。

 現在、エアークローゼットでは2016年10月中旬より表参道エリアにファッションレンタルショップ「airCloset×ABLE(エアクロエイブル)」のオープンを予定している。今回の統合により取得する実店舗運営のノウハウ等を活かし、リアル店舗でも満足するサービスを提供していく。

 この「airCloset×ABLE」の特徴は、直接プロのスタイリストによる「パーソナルスタイリング」を体感でき、いつでも好きな時間に予約なしで洋服を借りることができるところだ。さらに、店頭で洋服に着替えて出かけることもできることもできるなど、魅力的なサービスとなっている。
 
 今回の統合においては、エアークローゼットが創業当初から掲げてきた「働く女性やママのライフスタイルを応援したい」というビジョンを共有できたことも、大きい。これにより、女性の満足度がさらに上がることが考えられるだろう。多忙な日々、オシャレをしたくても時間がないという女性に、その現状を変える提案をする。モノだけでもなく、サービスだけでもなく、心に寄り添う。全ての女性がオシャレを楽しむことができるように、そんなエアークローゼットのサービスが、一層の人気を呼びそうだ。


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