オンライン試着「サイズをチェック」国内シェア13%に

ECのミカタ編集部

Virtusize株式会社(以下、Virtusize)は、オンライン試着ソリューション「サイズをチェック」の国内市場シェアが13%に達したことを発表した。現在、オンライン試着ソリューションの市場ではグローバルで業界シェアNo.1である。

「サイズをチェック」でぴったりのサイズが選べるように

 「サイズをチェック」とは、ユーザーが以前購入した服や自身の手持ちの服と、ECサイトの服をイラストで重ね合わせてサイズを比較することができるサービスだ。イラストで比較することで、自分にぴったりのサイズを選ぶことができるようになる。なお、「サイズをチェック」を導入している主なECサイトは以下の通りだ。

【「サイズをチェック」導入ECサイト】
・LANDS’END
・SHOPLIST.com
・ベルーナ
・s’yte

 日本ランズエンドをはじめとして通販会社に導入されていることは、オンラインショッピングにおけるユーザーのサイズへの不安感を無くし、オンラインショッピングをより楽しい体験にするといった、Virtusizeのミッションを実現する大きな一歩なのだ。

国内市場シェア本年早々には 20%に到達か

 日本ランズエンド マーケティング部 マネージャー 松園 崇氏とVirtusize 代表、上野オラウソン・アンドレアス氏のコメントは以下の通り。

【日本ランズエンド マーケティング部 マネージャー 松園 崇氏】
 バーチャサイズを導入したきっかけは 2 点あります。 1 点目はサイズに関するご要望をお客様から多く頂いていたため、 2 点目は返品の際の理由としてサイズが起因となっているケースが多かったためです。そのようなお客様の声に応えるために、バーチャサイズの導入を決めました。サイズに関するご要望に関しては、社内でもいかにサイズ関連の情報についてお客様の満足度を上げられるかを考えておりました。その際にバーチャサイズを知り、これであればサイズの関連した情報量を増やし、お客様に不安なく購入して頂くことができるのではないかと期待しております。

【Virtusize 代表、上野オラウソン・アンドレアス氏】
 今回、国内外に多くのファンを抱えるサイト様とお取り組みをスタートできたことを大変嬉しく感じております。この度当社の国内シェアは 13%を越えましたが、本年早々には 20%に到達すると考えております。ご導入効果として、利用者の20%が購入へ転換、購入単価の18-20% 向上やサイズに起因する返品率の40-60%削減、という国内の実績を生み出しております。 「サイズをチェック」機能により保有している購買、サイズデータは当社の大きな強みです。今後の展開として、当社が持つデータを利用した、ユーザー向けのレコメンドサービスを本年より国内で開始する予定でおります。新サービスの開始により、日本のオンラインショッピン グ業界の発展に更に貢献していきたいと考えております。

 服をECで購入できるようになり、利便性が向上したものの、「サイズが分からない」という難点がある。実際にECで洋服を購入し、届いた洋服を着るとサイズが合わないこともあるだろう。そういったサイズに関する悩みを解決するサービスが「サイズをチェック」なのだ。これにより、サイズが合わないことがなくなり、また、イラストを通して店舗の洋服と手持ちの洋服を合わせるというパズル感覚もあり、これまで以上にECでの洋服選びが楽しくなるのではないだろうか。

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