ZOZOTOWNに日本トイザらスが初のアパレル専門オンラインショップを展開

ECのミカタ編集部

日本トイザらス株式会社(本社:神奈川県川崎市、以下「日本トイザらス」)は、株式会社スタートトゥデイが運営するファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」に、「トイザらス・ベビーザらス」のアパレル専門オンラインショップをオープンする。

2018年6月7日(木)オープン

玩具とベビー用品の国内最大級の総合専門店である日本トイザらスは今回、株式会社スタートトゥデイが運営するファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」に、「トイザらス・ベビーザらス」のアパレル専門オンラインショップを2018年6月7日(木)13時にオープンする。

日本トイザらスでは初のアパレル専門オンラインショップの出店となる。今回オープンするショップでは、プライベートブランドのBabies“R”UsとKids“R”Usに加え、国内外から厳選したブランドのベビー・子供服、肌着・パジャマ、シューズ、マタニティ衣料など豊富なアイテムが並ぶ予定だ。

まずは約400アイテムでスタート

まずは約400アイテムでスタート

さらにベビー・子供服では、Buddy Lee、Wrangler、earth&musicecologyといった人気ブランドとのコラボ商品やトイザらス・ベビーザらス限定商品が取り揃えられるほか、NEWBALANCE、NIKE、IFMEのシューズなども販売し、ファッション感度の高いZOZOTOWNユーザーにも訴求できる品揃えを目指すとしている。

同ショップのオープン当初は約400アイテムを展開し、順次拡大していく方針だ。また、今回の出店を記念して、オープン当日には同ショップにおいてオープン限定福袋を販売するほかオープニングセールを実施する予定だ。詳細についてはトイザらス・ベビーザらス公式SNSにおいて随時公開するとしている。

アパレル専門ショップは新たな活路となるか

日本トイザらス株式会社は、日本マクドナルド設立で活躍した藤田田氏が1989年にアメリカ・トイザラス本部と提携して設立したフランチャイズチェーンだ。

本家のアメリカのトイザラスは、2017年9月に連邦破産法の適用を申請し、米国内にある700店舗を閉鎖もしくは売却する見通しとなっている。一方の日本トイザらスは、本家が見舞われている激震とは別に至って堅調な経営を続けているようだ。

一方で、日本においても巨大ネットショッピングモールの圧力は大きいものとみられ、また家電量販店のリアル店舗などでも玩具が広く取り揃えられており、けして同社としても平穏な海原というわけにはいかなそうだ。

そうした中で、ファッションECをリードするZOZOTOWNに初のオンラインアパレル専門ショップを展開することは、厳しさを増す玩具市場を前に、未来を見通した新たな攻めの施策を繰り出したと言えるだろう。同社のショップが、どうZOZOTOWNユーザーの心をつかむかを含めて今後の動向を注視したい。

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