「Live Shop!」ブラウザ版をリリース。ライブ配信が自由に。

ECのミカタ編集部

株式会社Candee(本社:東京都港区/代表:古岸和樹)は、「Live Shop!」のウェブブラウザ版を7月31日(火)より提供開始。
ライブ配信の世界を、手のひらの中からより広い世界に広げていく。

「Live Shop!」は、スマートフォン、タブレット向けのソーシャルライブコマースアプリ。

モデルやインフルエンサーがお気に入りのメイクやファッションアイテムを紹介し、視聴者がその場で購入できることで話題になった。今回のブラウザ版のリリースにより、そのサービスの幅も広がっていく。

ライブコマースとは

ライブコマースは、ライブ配信とネットショッピングが融合したサービスである。
 
一般のユーザーがライブ配信で商品を紹介し、その場で視聴者とやり取り・売買できるという、CtoCビジネスの新スタイルとして注目されているシステム。中国でヒットしたのをきっかけに、日本でもこの2~3年で導入する企業が相次いだ。
 
写真だけではわかりにくい商品の細かい部分を確認できたり、実際の使用感などを直接聞けることから、ネットショッピングを加速させる要因のひとつともなっている。メルカリなどでも一部のユーザーが利用できるようになった。

ブラウザ版とモバイル版の違い

ブラウザ版とモバイル版の違い

「Live Shop!」は日本のライブコマースの先駆けともいえるアプリ。以下のような機能があり、若い世代を中心に広がっている。

①出演者がお気に入りのメイクやファッションなどのアイテムをライブ配信で紹介
②ライブ配信を見ながら、気になったものをその場で購入できる
③出演者と視聴者は、コメントやハートをつけることで直接やり取りできる。
④アンケートや抽選販売など、視聴者がリアルに参加できる企画を開催。

ブラウザ版でも今までのLive Shop!の機能を楽しむことが可能となっている。
 
ライブ配信するユーザーでスマホの容量が気になっていたユーザーには、ブラウザ版のほうが幅は広がるかもしれない。

アプリからブラウザへ

これまで、ブラウザ版のサービスがアプリ化する流れが多かったように感じるが、アプリで人気が出てブラウザ版をリリースする、という流れは珍しいかもしれない。
 
要因は、スマホネイティブと呼ばれる、生まれたときからスマートフォンが当たり前のように日常に存在している若い世代の影響だろう。今や、流行に敏感な10~20代の情報源の大半はスマホアプリだといわれているくらいだ。情報の流れ方が変化を見せてきている。

同時に、ブラウザ展開することで、スマホアプリだけではアプローチしきれなかった層にも広げていくことが可能になる。ブラウザ版のリリースをおこなったことで、「Live Shop!」はますます加速していくだろう。

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