EC業界News1週間まとめ〜宅配増の12月を前に、ヤマト運輸と佐川急便がその時期の配送や集荷発表

石郷“145”マナブ

こんにちは
編集長の石郷です。

今週読まれた記事はこちら。
【ヤマト運輸】12月の法人に対する出荷量を制限。働き方改革を推進|
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【楽天プレミアム会員】特典まとめ。送料ポイント還元、限定クーポンがお得|
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佐川急便が2018年末から2019年正月の集荷・配達の特別対応について公表
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ヤマト運輸と佐川急便も12月は集荷の対応を変化

 いよいよ年末を前に配送企業がそこに向けての動きを明らかにし始めてきました。

 ヤマト運輸は、同社と契約のない法人に対して、12月に当日出荷分として20個以上を発送する場合は、出荷予定日の1週間前までに、ヤマト運輸の担当窓口まで問い合わせるように呼びかけています。

 ヤマト運輸と既に契約を結んでいる法人についても、12月の出荷数量が通常期と比べ著しく増加する場合、事前にヤマト運輸の担当窓口まで連絡するようにと触れています。なお、この対応の対象期間は2018年12月1日(土)~12月31日(月)の1か月間としています。

 佐川急便は、2019年のお正月については、1月1日(元日)のみ発送業務を休止(集荷は実施するが、配達営業所に向けて輸送せず、集荷営業所で保管)します。

 また、2018年12月1日(土)~2019年1月6日(日)の期間において、電話やインターネットで受け付けている集荷依頼は、前日までの連絡をするようユーザーに呼びかけを始めています。

 合わせて、2018年12月30日(日)~2019年1月6日(日)までの配達日を指定する場合は「指定日配達シール」に指定の配達日を明記するようにと、説明しています。

独身の日、いい買い物の日が迫る。ECの可能性が広がる時

 そして、その前に一つ、ネットショッピングでは一つのヤマとなりそうなのが、中国の「独身の日」です。

 11月11日は“1”が並んでいるため「独身の日」と言われ、アリババグループのCEO張勇氏がこの日にめがけて、セールイベントを企画・実施し始まったもので、昨年は最初の2時間でGMVで約120億ドルを生み出したほどの勢いです。

 日本ではそれに倣って4年前からアリババとも関係が深いYahoo!ショッピングが同日に「いい買い物の日」を行いました。こちらも順調にその規模を拡大しています。

 ちなみに、日本の「いい買い物の日」は既にヤフーやSoftbankなどにより仕掛けは始まっていて、今年は95社、192ブランドが参画することが明らかにされています。また「いい買物の日くじ」を今年も引き続き展開し、日替わりで総額約3億円規模の豪華賞品が当たるようにし、国民的イベントへと盛り上げていく狙いのようです。

 というわけで今日はこの辺で。
笑顔溢れる1週間でありますように。
また来週お会いしましょう。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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