総額8,375万円を達成!ふるさと納税の新しい形、GDFに注目!

石郷“145”マナブ

株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区/代表:須永珠代)は、「ガバメントクラウドファンディング®」において、2018年10月に12プロジェクトが目標金額を達成したことを発表した。
達成した目標金額の合計は、8,375万円にもなる。

返礼品だけじゃない!ふるさと納税でクラウドファンディング

トラストバンクの運営する『ふるさとチョイス』では、全国すべての自治体のふるさと納税の「使い道」や「お礼の品」など自治体情報などを紹介している。
2017年12月時点で約1億4,400万の月間PV数、2018年10月時点で契約自治体1,400自治体超、2018年7月時点でお礼の品登録数20万点超を有する国内最大のふるさと納税総合サイトとなっている。

ふるさと納税の最大の特徴といえば返礼品。近年は返礼品競争が目立っていたが、昨年から今年にかけてはクラウドファンディング型で寄付を募る「ガバメントクラウドファンディング(GDF)」が注目を集めている。

ガバメントクラウドファンディングとは

自治体がオーナーとなって行う、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングのことである。
自治体は寄附者の関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで、より多くの資金を調達。
寄附者は自らの意思で、寄附金の使い道を選ぶことができる。

2013年9月にトラストバンクが日本で初めてクラウドファンディング型の仕組み「ガバメントクラウドファンディング」をスタートさせた。
2017年10月には、総務省が「ふるさと納税のさらなる活用」として、クラウドファンディング型の仕組みを推進。
特に、地域の起業家を支援するための資金調達としての活用を支援することを表明している。

プロジェクト数は前年比で約2倍に

プロジェクト数は前年比で約2倍に

GCFは、自治体が地域の課題とその解決策を提示し、共感を募ることで、広く寄附を募る。
今年は昨年の約2倍のプロジェクトが立ちあがる勢いで、2年前と比べると、その数は3倍以上に達する見込みだ。

2018年10月には、12プロジェクトすべてが目標金額を達成。そのすべてが100万を超えるものばかりで、総額にして8,375万円になる。

寄付のしやすさが要因か

8,375万もの金額が集まったのは、各プロジェクトの魅力はもちろんのこと、ECという仕組みが実現させたことは間違いない。

地方のプロジェクトを支援したいと思ったとき、ECの活用で寄付しやすくなったことで、莫大な金額が動き、日本全国の経済を活性化させる。
政府が「ガバメントクラウドファンディング」を推進するのも当然だろう。

 ECノウハウ


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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