フラクタとマクアケが資本業務提携 事業成長サポートメニューの提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社フラクタ(本社:東京都渋谷区、代表:河野貴伸)は、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を運営する株式会社マクアケ(本社:東京都渋谷区、代表:中山亮太郎)と資本業務提携を締結した。これにより、「Makuake」デビュー前から終了したその先の事業成長サポートメニューの提供を2021年1月29日から開始する。

資本業務提携の背景

創業時からデジタルを起点としたブランディング支援を行うフラクタは、2020年には300社以上の中小企業やDtoCブランドをサポートしてきた。その中で立ち上げ期における人的・経済的リソース不足によりブランディング自体が実施できていないことが課題となっていた。一つの要因として、外部パートナーとなるブランディング企業の多くが、戦略策定からコンセプト構築・ロゴなどのデザイン設計というブランディングを一括提供していたことも考えられる。

そこで、ロゴやコピーのクリエイティブやWebサイトなどを商品として販売・納品するのではなくサービスとして提供するという「Branding as a Service」の考えのもと、フェーズや規模に合わせてノウハウやリソースを必要な分だけ提供し、サポート終了後もブランドが自走できる仕組みづくりを実施していた。

フラクタはこれまでも、「Makuake」終了後に、ブランディング課題を感じるブランドの成長を支援してきたが、デビュー前の初期段階からのトータルブランディングで企業成長および事業拡大を目指し、資本業務提携を締結した。

事業成長サポートメニュー

資本提携により、フラクタとマクアケで企業の相互紹介やノウハウ共有・人材交流・共催イベントなどを行い、連携を深めながら「Makuake」デビュー前から終了後までブランドのニーズに沿った事業成長サポートメニューを提供する。

・「Makuake」デビュー前のブランディングやプランニング
・「Makuake」プロジェクトにおける成功要因の分析と成功要因を活かしたブランド定義の言語化
・「Makuake」のデータを元にした顧客体験、ユーザーコミュニケーション設計
・自社独自ドメインECの戦略設計

事業成長を2社でサポート

ECを始めることは非常に安易になった。しかし、運営し続けていくことは簡単ではない。なぜ自社のお店で商品を買ってもらえるのか、その理由づけを明確にし、お客様に共感してもらうことが必要だ。

しかし、自分たちの魅力に気づける人は少ない。マクアケ・フラクタの両社が行うブランディングからの事業成長支援で、より多くの魅力を持ったプロジェクトが全国に発信されていくことに期待したい。

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