iKala、インフルエンサー・マーケの【KOL Radar】最新版を発表

ECのミカタ編集部

iKala Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、以下「iKala」または「同社」)は、AIインフルエンサーマーケティングプラットフォームの最新版「KOL Radar 10.7.0」を発表した。

より効率的かつ科学的にインフルエンサーを選定

AI分析を通じたインフルエンサーマーケティングプラットフォームを提供するiKala Japan(アイカラ ジャパン)は、AIインフルエンサーマーケティングプラットフォームの最新版「KOL Radar 10.7.0」を発表した。

KOL Radarは、独自のAI技術とビッグデータを活用し、Facebook、YouTube、Instagram、TikTokを対象にインフルエンサーの幅広いデータやパフォーマンスをワンストップで解析可能なインフルエンサーマーケティングプラットフォームだ。

合計100万件を超えるインフルエンサーデータおよび1億件以上のコンテンツデータを保有しており、これらデータを活用して企業の届けたい商品やサービスに最適なインフルエンサーを導き出すことを実現している。

今回のアップデートでは、D2C企業がブランドやサービスの種類とキャンペーン条件に合致するインフルエンサー候補とのコラボレーションメリットを、より効率的かつ科学的に測定することを可能にしている。なお「KOL Radar 10.7.0」は、3月1日より国内向けに提供が開始される。

KOL Radar 10.7.0 の主な新機能

KOL Radar 10.7.0 の主な新機能

◆インフルエンサーのフォロワー属性分析

性別、年齢、所在地などのフォロワー属性データからフォロワーが目標のターゲットに合致しているか効率的に判断をすることができる。これによりD2C企業は、ブランドやサービスの種類とキャンペーン条件に合ったターゲット層へのダイレクトマーケティングが可能となる。

◆インフルエンサーの運営状況指標 K-Score

フォロワーの増加率、エンゲージメント率、動画再生率、フォロワー数、投稿頻度の5つの指標に基づく評価によりSNS運営状況指数を生成。データ分析を用いて、D2C企業のマーケティングの意思決定を効率的にし、インフルエンサーをより科学的かつ定量的な方法でスピーディーに選択することを支援する。

◆PR投稿分析

AIの機械学習技術を通して、インフルエンサーが過去に実施したPR投稿の比率やコンテンツ内容、およびエンゲージメント率を検出して可視化。これにより、D2C企業は起用するインフルエンサー候補の過去案件の成果を把握できる。

◆SNSコメント感情分析

Deep Report 機能としてAIを活用し、インフルエンサーの投稿のコメント内容を分析する。各プラットフォーム、個別のインフルエンサーの投稿コメント内容の感情(ポジティブ、ネガティブ、ニュートラル) を判別。 コメントを包括的に分析したインサイトレポートが可能となる。

◆投稿ハッシュタグ分析

ハッシュタグの使用回数、エンゲージメント率などから、特定のインフルエンサーが使用しているハッシュタグを分析。ワードクラウドを生成してそのインフルエンサーが頻繁に使用しているハッシュタグを可視化する。

日本企業の海外展開に貢献

日本企業の海外展開に貢献

iKala Japan株式会社カントリーマネージャー土屋隆司氏のコメント

「本日は KOL Radar の新機能のリリースを発表できることを大変嬉しく思います。より包括的な機能によって、より正確なAIインフルエンサーデータマーケティングサービスを提供し、効果測定が困難だった課題を解決できることを楽しみにしており、日本のD2C企業が、優れた商品を台湾や東南アジアに販売できることに貢献できればと思います」

KOL Radarは、2022年11月14日よりSaaSによる定額制プランの提供を開始している。基本料金50000円で、日本のD2C企業にインフルエンサーのスクリーニング、データ追跡、パフォーマンス評価の機能をワンストップで包括的に提供してきた。

同社は、日本発のD2C企業やブランドは、そのクオリティの高さで、越境EC市場で大きなポテンシャルを持っているとした上で、今回の「KOL Radar」のアップデートにより次のことが実現できるとしている。

日本のD2C企業やブランドの越境ビジネス参入時の障壁である、市場ニーズの把握とターゲットとなる購買層へのリーチが低コストで容易かつ正確に実施できるようになると述べており、EC事業者をはじめとした多くの国内企業のインフルエンサーマーケティングを力強く後押しすることになりそうだ。

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