日本郵便株式会社（以下、日本郵便）は、2023年10月1日（日）より「ゆうパック」の基本運賃を改定すると発表した。

平均改定率は約10%

「ゆうパック」の運賃改定は、日本郵便が、将来にわたって安定的かつ高品質の物流サービスを展開するために実施するもので、燃料価格をはじめとする物価や人件費などのコスト上昇が理由とのこと。

「ゆうパック」の改定後の基本運賃は、サイズやお届け先によって改定率は異なるが、平均改定率は約10%となっている。

関東⇔近畿のケースでは、サイズ60は970円が990円に、サイズ80は1200円が1310円に、サイズ100は1440円が1620円となる。その他、重量ゆうパック、ゴルフゆうパック、スキーゆうパック、空港ゆうパック、観光ゆうパックもそれぞれ同様に値上げする。

佐川急便、ヤマト運輸が23年4月から値上げを実施しており、日本郵便もそれを追う形となった。