通信販売市場6兆円突破!日本通信販売協会調べ
日本通信販売協会は、2014年度の通信販売市場の売上高について調査を行った
16年連続で増加傾向が続き、直近の10年の平均成長率は7.3%となっている
商品別や媒体別などを分析したレポートを11月に「第33回通信販売企業実態調査報告書」として刊行する予定
2014年度の通信販売市場の売上高の結果発表!
公益社団法人 日本通信販売協会(以下「日本通信販売協会」)では、2014年度(2014年~2015年3月)の通信販売市場の売上高について調査を行い、速報値がまとまった。それによると、2014年度の通販の売上高は、前年比4.9%の6兆1,500億円となり、金額ベースでは前年に比べ2,900億円の増加となった。
マイナス成長を記録した1998年度以来、16年連続して増加傾向が続き、直近の10年の平均成長率は7.3%となっている。通販市場の成長要因として「楽天、アマゾン、スタートトゥディ等、プラットフォーム系企業が牽引役となっていること」「中小企業のネット通販への参入及び成長による裾野の拡大」が挙げられる。
通販市場の売上高は、会員情報に加えて、当協会会員481社(調査時点)を対象に実施した「第33回通信販売企業実態調査」から得た回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員165社の売上を加えて算出している。(調査機関:2015年6月18日~8月21日)推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心となる。保険・デジタルコンテンツは、会員売上高に一部含まれている。本年11月に商品別や媒体別などを分析したレポートを「第33回通信販売企業実態調査報告書」として刊行する予定だ。