完結編:写真で採寸を体験、アパレルECの進化を思う

福島 れい

これまで2回に渡って「軽井沢シャツの自動採寸サービス体験」の模様をお伝えしてきた。写真を撮影し、詳細な結果が返ってきて注文しというところまでが前回だったのだが、今回はついに、実際にシャツが届いたので、その仕上がりを見ていきたい。

身体にぴったり合ったオーダーメイドシャツを作ろうというフレックスジャパン株式会社(以下、フレックスジャパン)の想いから生まれた「自動採寸サービス」。これまでにお伝えしたようにたった2枚の写真から、自分では採寸しにくい身体の細かい部分を計測、おすすめのサイズを試算してくれるというもので、”試着ができない”というアパレルECの課題を打ち壊すサービスとも言える存在だ。

第1弾:写真撮影編はこちら→https://goo.gl/pv3s1z
第2弾:採寸結果到着編はこちら→https://goo.gl/o0BRzG

では以下の2枚の写真から、どんなシャツが出来上がったのか。

手書きのメッセージカードと共に届いたシャツはこちらだ。
「日本製・軽井沢シャツ メンズシャツ ショートワイドボタンホールド スパークガード」

左袖にはイニシャルの刺繍が施してある。

柔らかいブラウンのシャツの色合いに、ボタンの縫い糸が桜色でアクセントを添えて、おしゃれなデザインになっている。

着用してみると、

という感じ。「あれ?小さい?」と思われた方、そう、残念ながら初めに届いシャツは、首回りと袖の長さが少し足りなかったのだ。この写真をフレックスジャパンの担当者の方にお見せすると、「必ずぴったりサイズのシャツをお作りします。どのくらい足りないのか、測って教えていただけませんか?」というご連絡をいただいた。即座に作り直すというご連絡をいただいたことに対する感動と、申し訳なさを感じながら、サイズをお伝えし、出来上がってきたのがこちら。

サイズの補足をし作り直していただいたシャツを着用してみると

というような感じ。首回りや肩幅などがちょうどよく、着用している本人からも「写真を撮っただけなのにいい感じ、すごいね。」というコメントがあった。

今回モニターという形で、フレックスジャパンの自動採寸サービスを利用させていただいた大きな理由は、写真でサイズを測るという新鮮さに惹かれてのことだった。洋服を購入するときに丁寧な採寸をする機会はそう多くない。しかし一方で、サイズの合わない洋服はだらしなく見えたり、着心地が悪かったりと誰もが避けたいと思っていることだろう。実店舗であれば”試着”してみる、ただそれで済むのだが、それができないECサイトにおいて自動採寸サービスは革命的な存在のように感じたのだ。

そして実際に使ってみた今、思うことは、アパレルECが今後もっともっと栄えていくだろうということだ。正直なところ、写真の撮り方を間違えたり、1度目のシャツは少し小さかったり・・・。ものすごく簡単だったかと聞かれれば、まだ改善の余地はあるように思う。しかし、軽井沢に店舗を構えるショップの商品を、店舗に行かずにオーダーメイドで購入できたという事実はアパレルECのあり方を大きく変えていく可能性を秘めているように思うのだ。

誰もが自分の採寸サイズを把握し、それに合わせた洋服をECサイトで購入する。そんな時代がもうそこまで迫っているのかもしれない。

記者プロフィール

福島 れい

ECのミカタ編集部に所属するバドミントンと和服、旅好きの記者、通称れーちゃん。ミニ特集「アパレルECの未来(https://goo.gl/uFvr2C)」等、これからEC業界がどんな風に発展していくのか。に注目しながら執筆しています。2017年の執筆テーマは、”私にしか書けない記事をタイムリーに”。

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