「AIがどれだけ発展しても自分で選びたいもの」上位は「衣服」 ifs調査

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ECのミカタ編集部

20~30代の約3人に1人が「AIに財布を預けてもいい」、AI時代の新たな消費行動「AIdentity消費」をifsが提唱

伊藤忠ファッションシステム株式会社(以下、ifs)は2026年8月19日、「AI時代の消費の楽しみ」をテーマとした独自調査の結果を発表した。

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調査概要

◆調査システム:Questant
◆調査地域:一都三県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)
◆調査期間:2026年6月29日~7月2日
◆調査方法:Web
◆調査対象:20代~60代男女
◆調査人数:1062人
◆出典:「AI時代の消費の楽しみ」をテーマとした独自調査(伊藤忠ファッションシステム株式会社)

AI時代でも「リアル店舗」は体験の場として重要に

「あらゆる買い物をAIに決済まで済ませてほしい」という設問では、「とてもそう思う」「そう思う」と回答した割合が、ポスト3.11世代(29~39歳)で31.4%、コロナ世代(21~29歳)で30.2%となった。

AIが買い物のパートナーから、意思決定を担う存在へと近づきつつあることがうかがえる。

「今後どれだけAIが発展しても、自分で選んで買いたいものはどんなものか」と質問したところ、「衣服」に関連するアイテムが多く並んだ。

また、若い世代ほど、「スタッフとの会話自体も買い物の楽しみ」「お店の空間を味わうことにワクワクする」という回答が多く確認された。

ifsはこの結果について、「効率化が進む一方で、リアル店舗は『体験』や『共感』を得る場として、より重要性を増していく可能性があります」と分析している。

「自分との距離感」が信頼形成に影響

全世代を通して最も信頼される情報源は「身近な人のおすすめ」となった。

また若い世代では、「自分のことを理解してくれている」と感じられるAIやインフルエンサーへの信頼も比較的高く、情報の正確性だけでなく、「自分との距離感」が信頼形成に影響していることが明らかとなった。

ifsは本調査結果を受けて、次のようにコメントしている。

「AIが買い物を代行する時代になるほど、人が自ら選ぶ商品は減っていくかもしれません。しかし本調査では、『AIがどれだけ発展しても自分で選びたいもの』として衣服が多く挙げられ、『自分らしさを表したい』『自分のセンスで選びたい』といった理由が目立ちました。ifsでは、この変化を『AIdentity消費』と捉えています」

AIを単なる検索ツールやレコメンド機能として利用するのではなく、自分自身をより深く理解するパートナーとして対話し、商品やサービスを選択する使い方が広がりつつある。

AIによる購買行動の効率化が進む一方、自ら選ぶ楽しさやリアルな体験の価値は残り続けると考えられる。今後の消費行動がどのように変化していくのか、注目したい。