「GMO後払い」導入事例【三越伊勢丹(法人外商事業部)編】

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株式会社三越伊勢丹法人外商事業部が運営するECサイト「赤すぐ内祝い」と、ウェディング・ブライダルの総合サイト「ゼクシィ」とのコラボレーションサイトである「ゼクシィ ONLINE STORE 結婚内祝い」。歴史ある企業の新しい取り組みとして、両サイト共に「GMO後払い」が導入されています。その導入背景と導入後の効果について、両サイトの運営を担当する株式会社三越伊勢丹法人外商事業部の古川 友美さんと後藤 由起子さんにお話を伺いました。

【「GMO後払い」導入事例シリーズ】
メガネスーパー編
https://www.ecnomikata.com/original_news/11812/
サダ・マーチャンダイジングリプリゼンタティブ(鎌倉シャツ)編
https://www.ecnomikata.com/original_news/11830/
アデランス編
https://www.ecnomikata.com/original_news/11897/

後払い決済を求める声

―「赤すぐ内祝い」と「ゼクシィ ONLINE STORE 結婚内祝い」、2つのECサイトがスタートしたのはいつですか?

 「赤すぐ内祝い」が2006年スタートで「ゼクシィ ONLINE STORE 結婚内祝い」が2007年スタートです。「ゼクシィ ONLINE STORE 結婚内祝い」は今年10周年を迎えました。

―ユーザー層としてはどのような方が利用されているのでしょうか?
 
 「赤すぐ内祝い」は、出産をされた方や、出産前の方が主なユーザー層です。年代的には20~30代の女性に向けた情報や商品を発信しているサイトになります。「ゼクシィ ONLINE STORE 結婚内祝い」は、新郎新婦さんを主なユーザー層とするサイトです。女性の利用率が高いですが、最近では男性の利用も増えてきています。婚姻年齢が上がってきている現代の変化も受けて、年齢でいうと20代より30代の方に向けて情報や商品を発信しているサイトです。

―後払い決済を導入されたのはいつですか?
 
 「GMO後払い」を導入する前は2013年より他社の後払い決済を導入しておりました。後払い決済導入のきっかけはお客様からのご要望です。決済方法について、現金で支払いたいというニーズは少なからず存在します。それに応える決済方法として、後払い決済以外では銀行やコンビニで振り込んでから商品を発送するという方法があります。しかしこの方法では、入金の確認に時間と手間が掛かり業務の負担も大きくなります。何よりお客様をお待たせしてしまうことになります。お客様の気持ちを考えると、贈り物というのは早くお届けしたいものだと思います。


 お客様の利便性を高めるべく2015年7月に「赤すぐ内祝い」その後、「ゼクシィONLINE STORE結婚内祝い」に「GMO後払い」に対応しました。

「GMO後払い」だからできた業務効率化

「GMO後払い」だからできた業務効率化

―そういった後払い決済のメリットを踏まえて、数ある後払い決済サービスの中から「GMO後払い」を選ばれたのはなぜですか?

 弊社の売上計上や伝票処理などのフローに柔軟に対応いただけたというのが大きかったです。

 「GMO後払い」以外の後払い決済サービスでは、弊社のフローをサービスの仕組みに合わせる必要がありました。そうすると弊社側での作業量が増えて業務の負担が大きくなってしまうんですね。そこでGMOペイメントサービスさんに相談したところ、弊社のフローに合わせた仕組みを組んでいただけることになりました。「GMO後払い」サービスの中でもイレギュラーな対応だったと思いますが、業務負担が小さくなり非常に助かっています。

―作業量が多いとミスが起きやすくなったりスピードが落ちたりしがちですよね。それがなくなるというのはお客様にとってもメリットですね。

 お客様からの視点でいうと、「GMO後払い」のリアルタイム与信が大きなメリットです。ご注文と同時に与信結果が分かるので、お客様へのサービスが向上することにもつながったのではないかと思います。リアルタイム与信ができない後払い決済サービスでは、与信NGとなってしまった場合、ご注文完了後にお客様への連絡が必要になります。これではお客様へのサービスという点でマイナスです。また弊社での業務の負担も大きくなってしまいます。

ギフトEC通販、最近の傾向

ギフトEC通販、最近の傾向

―約10年、2つのサイトを運営してきた中で最近特徴的な傾向などはありますか?

 最近はスマートフォンからのご注文が増えています。「赤すぐ内祝い」「ゼクシィ ONLINE STORE 結婚内祝い」共に、サイト立ち上げ当時は6~7割が郵送・ファックスでのご注文でした。そこから段々ECでのご注文が増えていき、さらにスマートフォンからのご注文が増えてきました。今では4~5割がスマートフォンからのご注文です。PCで商品画像など詳細に確認してお気に入りなどに登録しておき、最後はスマートフォンで注文をされるという方もいらっしゃいます。特に「GMO後払い」を利用されるお客様はスマートフォンからの注文率が高いですね。

―スマートフォンと後払い決済は相性が良いと言われますよね。

 スマートフォンで注文をする時というのは、電車の中など移動中や隙間時間が多いと思います。そのためクレジットカードを利用したくない場合が多く、後払い決済の利用が増えているのかもしれません。そういったお客様の変化に合わせて、お客様がより使いやすいサイト作りをしていかないといけないと思っています。

―ECサイトのリニューアルもよく行われるんですか?

 年2回、4月に春夏号、10月に秋冬号ということで、大きく商品の入れ替えを行っています。季節に合わせることはもちろん、年毎の世の中の流れも押さえるようにしています。「ゼクシィ ONLINE STORE 結婚内祝い」ですと、最近はカタログギフトとお菓子のセットが一番の人気です。カタログギフトだけというのはちょっと味気ないと感じられて、そこにお菓子を添えることでギフト感が増すのが人気の理由のようです。

三越伊勢丹法人外商事業部がEC市場において目指すところ

―「赤すぐ内祝い」「ゼクシィ ONLINE STORE 結婚内祝い」の強みとしては、どのようなことがあげられますか?

 一番力を入れているのは商品力です。弊社にしかない商品やサービスというところを常に意識しています。実際にお客様のお声をお伺いしたり、競合他社の商品を分析したりなどして、お客様がほしくなる、弊社にしかない企画を行うように心掛けています。「三越」と「伊勢丹」というブランドに相応しい商品やサービスであることも大切ですね。やはりブランドを信頼して選んでくださるお客様も多いですから。

―そういった部分に力を入れるためにも、決済の業務を効率化することや信頼を保てるようにすることは大切ですね。今後の展開としては何か考えられていますか?

 時代と共に変化は起き、それが普及するにつれて当たり前になっていきます。そういう状況の変化を把握した上で、弊社ならではの商品を企画し、それを販売する体制を整えていきたいと思っています。何よりもお客様が使いやすいサイトになるように、変化に対応していかなければならないと思います。決済方法に関しても同様です。せっかく買いたいと思っていただいたのに、決済という最後の部分で使いにくいという状況は避けたいところです。「GMO後払い」の導入はそのためにも重要な存在です。