商取引がフラット化する未来に向けて、越境EC物流を劇的に効率化! 物流プラットフォームのオープンロジ×越境物流サービスの4PXが提携

ECのミカタ編集部 [PR]

株式会社オープンロジ 代表取締役CEO 伊藤秀嗣氏(写真右)
株式会社4PX EXPRESS JAPAN 代表取締役 謝郁安氏(写真左)

物流プラットフォームを運営する株式会社オープンロジ(以下、オープンロジ)は、国際物流サービスを展開する株式会社4PX EXPRESS JAPAN(以下、4PX)と業務提携し、越境ECサポートの強化に取り組んでいくという。具体的な内容について、オープンロジの代表取締役CEOの伊藤秀嗣氏と、4PXの代表取締役の謝郁安氏にお話を伺った。

世界の物流ネットワークとシステムを融合し、国内外での商取引のフラット化に対応

世界の物流ネットワークとシステムを融合し、国内外での商取引のフラット化に対応株式会社オープンロジ 代表取締役CEO 伊藤秀嗣氏

ーー今回の業務提携に至った経緯を教えてください。

オープンロジ伊藤氏:オープンロジは「物流をもっと簡単、シンプルに」をコンセプトに、EC企業が倉庫とのやりとりをシステムで管理でき、物流業務を簡単にアウトソーシング可能なしくみを提供しています。

10年前、5年前と比較すると、日本にいながらYouTubeなどで海外の動画もタイムラグなして見られるなど、国内・海外問わず、情報の取得ややりとりに国の垣根がなくなり、ますますフラット化してきています。

こうした中、国内のEC市場はどこも成長しているものの、競争が激化していることもあり、EC企業は海外展開を視野に入れていくことが当たり前になるでしょう。もちろん海外展開には決済、サポート、物流などの課題がありますが、いずれも時間の問題であり、近い将来にシステムで大幅に解決できるものだと思います。

弊社ではすでにEMSを活用しながら越境ECのサポートを行ってきましたが、全世界に倉庫や配送網を持つ4PXさんと提携することで、さらに海外発送手段が増え、荷主様の満足度を上げられると判断しました。

4PX謝氏:4PXは全世界で航空便、通関システム、そしてラストワンマイルの配送といったアナログなリソースを持っています。それらを日本の事業者さんに使っていただくために、これまでにもさまざまなシステム連携や開発を検討してきましたが、グローバルな提携に対応できるシステム開発にはなかなか追いつかないという背景がありました。

そこで日本国内でサービスを展開するためには、非常に使いやすいプラットフォームを持ち、グローバルにも対応できる開発力とスピードのあるオープンロジさんと業務提携をすることがベストだと考えました。今後は2社で、まずは日本からの発送数が多いアメリカ向けの越境EC物流のサポートからスタートし、ゆくゆくは各国に対応していく予定です。

アメリカ向けに割安な料金での発送が可能となり、倉庫業務が効率化

ーー具体的にどのようなサービスを行うのでしょうか。

伊藤氏:まずアメリカを中心とした海外への発送サービスを提供開始します。
またオープンロジの倉庫管理システム (Warehouse Management System、以下WMS)が連携するキャリアに4PXさんが加わることで、倉庫内の効率的なオペレーション構築や、荷物追跡情報の管理などもしやすくなります。

また、WMSは弊社提携倉庫以外の倉庫様に対してシステム単体でのご提供も可能です。オープンロジ のWMSを利用していただくことで複数の海外配送キャリアの送り状を簡単に発行できるようになり、倉庫会社様は効率的に海外発送業務を行えるようになります。

さらに4PXさんが持つ大阪の倉庫が弊社の提携倉庫に加わり、国内の倉庫網が広がりました。今後も倉庫網は順次拡大していく予定です。

梱包・出庫までをオープンロジ 、以降の通関・海外配送を4PXが担う

謝氏:現在、日本のEC企業ではEMSを活用しているケースが多いです。しかし荷物をB to Bでアメリカに送ったり、ヨーロッパでストックしたり、さらに楽天市場やAmazonにも対応するなど、国をまたいで多様な対応が必要となります。その中で、国内でストックを管理しながら別途海外に倉庫を探すのではコストや時間のデメリットが大きすぎると思います。

オープンロジさんのシステムをご利用いただくことで、全世界の4PXのネットワークが使えるようになれば、1つのプラットフォームで4PXの庫内作業や、海外への発送、さらには海外における国内発送も簡単にコントロールできるようになります。

伊藤氏:4PXのグローバルな倉庫、拠点といったアセットに、日本国内から簡単にアクセスできるというインパクトは非常に大きい。誰でも世界中の物流インフラにアクセスでき、誰でもさまざまな国でものが売れる。そんな世界観がグローバルで実現します。

越境ECのオペレーションや配送、システムにお悩みの企業様に

ーーどういった企業様に利用いただきたいですか。

伊藤氏:初めて越境ECにチャレンジしたい企業様はもちろん、越境ECをしているものの、オペレーションや配送、システム面などで何らかの課題をお持ちの企業様にもおすすめです。

たとえば国内での販売はうまくいっていても、海外展開の物流のやり方がわからないとか、物流現場が一元化されていないとか、物流の現場は強いけれどシステム面が越境ECに対応していないなどのお悩みは、越境ECにはつきものです。そこをすべてクリアにし、越境ECの物流にワンストップで対応できるのが弊社の強みです。

現在、オープンロジを導入いただいている事業者様は5000社以上にのぼり、我々は中小規模から大企業まで幅広く物流業務をサポートし、課題を解決してきた実績があります。今回、全世界に物流拠点や配送ネットワークを持つ4PXさんとパートナーとなったことで、より充実した越境EC物流を提供していきます。

世界各国に向けて、ハイスピード、高品質な物流を提供し続ける

世界各国に向けて、ハイスピード、高品質な物流を提供し続ける株式会社4PX EXPRESS JAPAN 代表取締役 謝郁安氏

ーー今後は2社で、EC業界にどのように貢献されていくのでしょうか。

謝氏:物流に求められるニーズは年々上がってきており、以前のようにただ運べればいいというレベルでは選ばれない時代になってきています。4PXではオープンロジさんのシステムと連携をすることで、スピード、質とともにより満足いただける物流をご提供していきます。

またアメリカだけでなく、今後ヨーロッパやアジアなど全世界に向けた越境ECを展開したいという場合にも、この2社でしたら対応できます。たとえばヨーロッパと一口にいっても、EUとイギリスで物流のルールは全然違ってきますが、オープンロジさんのシステムを使っていただくことで、自動的にそれらのルールに対応しながら、4PXが確実に荷物をお届けできることは大きな強みです。

伊藤氏:国の垣根がなくなりECもフラットになっていく未来に合わせて、物流もアップデートしなければいけません。4PXさんが持つ全世界の物流ネットワークと、我々の使いやすいシステムという、それぞれの強みを合わせながら、今後もEC業界に貢献していきたいと考えています。これからの展開にぜひ期待してください。

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