「F.ACE」導入はゴールではなくスタート。伴走支援で継続的売上向上を支える秘訣

ECのミカタ編集部 [PR]

SCSKプレッシェンド株式会社 取締役・常務執行役員 桑原良和氏

EC支援サービス導入時は「売上向上につながること」を重視するはずだ。SCSKプレッシェンド株式会社は、SaaS型EC/OMOプラットフォーム「F.ACE(フェイス)」を武器に、EC事業者の伴走支援に注力してきた。同社 取締役の桑原良和氏に、継続的な売上向上を支える秘訣を聞いた。

急激な時代の変化に応える。高機能プラットフォームの必要性

──コロナ禍を機にECを強化した事業者は多いかと思いますが、今は街に人が戻り、消費者の購買行動が変化しています。貴社への相談内容も変わってきましたでしょうか。

コロナ禍では店舗での売上増加を見込めない中、お客様も商品もECサイトに集中させる動きが加速しました。現在は店舗への比重が高まり、店舗での販売をECでどうサポートするか、ECとして何ができるかを考える事業者が増えています。結果、より店舗とECの連携が求められるようになり、EC店舗間の顧客情報および在庫情報の連携等、OMOに関連するご相談がさらに増えています。
※OMO:Online Merges with Offlin

──SaaS型EC/OMOプラットフォーム「F.ACE」の特長を教えてください。

F.ACEはEC年商1億~1000億円規模まで、幅広いレンジのビジネスにも対応できるSaaS型のEC/OMOシステム基盤です。ファッションや雑貨など、いわゆるSKUの多い商材を扱う業界で培ったノウハウが生かされており、高機能かつ大量のトランザクションに耐えられるのが特長です。

また、激しく変化する世の中にあっても、「市場動向に合わせて製品が自動アップデートしていく」という特性があります。法令対応やセキュリティ対応などに加えて、OMO機能も追加し強化を進めています。加えて、SaaS型でありながらも「個社の差別化要素を実現するためにカスタマイズもできる」という柔軟性も両立しています。「成長し続けるプラットフォーム」として、時代の変化や事業の成長を逃さず、長くお使いいただけます。

EC年商1億円前後の企業の導入増加 伴走支援で売上7倍へ

──F.ACEを導入しているのはどのような事業者が多いですか。

従来はオンワード樫山様、イトキン様、AOKI様などの大手アパレル企業が中心でしたが、最近はジュエリーやシューズ、キャラクターグッズ、プロスポーツチームのオフィシャルサイトなど、幅広い業種でご利用いただいています。また、事業規模についても、ビジネスの拡大やそれに向けた戦略的な取り組みを見越した、EC年商1億円前後の事業者様にもご利用いただく機会が増えています。

──より小規模な事業者のF.ACE利用が広がっている理由は何でしょうか?

今では、OMOは大手事業者だけのものでなくなってきています。求められる機能が複雑化していく中、F.ACEを活用すると短期間で、かつコストを抑えてOMOを実現できる点が大きいと考えています。

F.ACEでは、標準的なOMO機能があらかじめ具備されており、従来の店舗を中心とした仕組みに合わせてカスタマイズするのでなく、ECをベースとした仕組みを拡張して店舗からも利用できるような考え方で実装されています。導入構築に際してはOMO機能を利用した業務フロー等も標準で整理されているため、スムーズにプロジェクトを進めていくことが可能な点もご評価いただいています。

──導入後のサポート体制はどのようになっていますか。

当社はSaaS型EC/OMOプラットフォームを提供していますが、レベニューシェア型のビジネスモデルを採用しています。つまり、顧客の成功が当社の成長を支えているのです。そのため、導入後の顧客向けに日々の運用の最適化はもちろん、顧客の改善活動や事業変革を支援する専門チームを設置しています。当社ではこれまで、様々な顧客のEC事業を支援してきました。そこには先進的な取り組みも多く、こうしたノウハウを社内に蓄積しています。専門チームではこれまでの実績に基づくノウハウや知見を活用し、顧客と伴走しながら課題解決に取り組んでいます。消費者をどう呼び込むか、コンバージョンさせるのか、業務プロセスをどう効率化するかなどの視点で顧客と一緒に取り組むのが当社の役割だと考えます。

──F.ACE導入により売上が上がった事例を教えてください。

ほぼすべての顧客でF.ACE導入後の売上は向上しておりますが、老舗アパレル事業者様の事例をご紹介します。こちらの事業者様では、F.ACE導入でよりお買物しやすいUI/UXやキャンペーン、決済手段といった販売に関わる豊富な機能を活用いただいています。また、ECサイトを着実にステップアップさせると同時に運用力を大幅に強化されました。加えて、F.ACEへの店舗顧客情報の統合、店舗在庫情報の共有といったOMO施策にも取り組み、これらを活用したきめ細やかなプロモーション、効率的な販売を実現されています。結果としてF.ACEにリプレイスしてからのECの売上が約7倍に拡大しています。

グローバルへの展開支援やエシカル消費を意識したサービス

──今後の展望をお聞かせください。

市場や顧客の事業環境変化に合わせて、新しい取り組みをいくつか進めています。

一つがグローバルへの展開支援です。これまでも外部のサービスを組み込んでサイトを多言語に翻訳し越境型で販売をすること等は順次対応してきました。しかしながら、より本格的に展開する上では販売先の地域に合わせたサイト、コンテンツ、商品展開、マーケティング等をなくして大きな拡大は望めません。グローバルECを展開するLingble社と提携し、国内で培ってきた顧客の事業成長に寄り添って伴走していくサービスを海外向けにも提供して参ります。

二つ目がエシカル消費を意識したサービスの展開です。環境問題や市場の成熟に伴い、サステナブル、エシカルといったテーマがメーカーや小売をする事業者にもより求められていきます。当社としても、より環境負荷の少ないフルフィルメントサービスの提供や、ECサイト上で「エシカル」「サステナブル」を訴求しやすい仕組み作りなど、EC支援事業者の立場でできることに取り組んでいます。今回、その一環としてF.ACEのデジタルオーダーメイド機能をリリースしました。オーダーメイドは、過剰生産、大量廃棄問題の解消に貢献すると同時に、より多様性が求められるという今後の消費トレンドにも対応できるものであり、様々な業種でご活用いただきたいと考えています。

顧客と話す中で、当社に求められているのは優れたECプラットフォームをただ提供することではないと感じています。むしろ、これからの変化に対し、一緒に取り組んで乗り越えていくパートナーとしての役割こそ求められているのではと感じます。顧客が目指す目標を共有し、伴走して成果を共有していくこのモデルを磨き、より踏み込んだ顧客との関係性も探って参ります。

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