「VeContact」がショップジャパンで見せた驚きの販促力

ECのミカタ編集部

 「VePlatform」というマーケティングソリューションをご存知だろうか。全世界で12,000社以上が採用しているプラットフォームで、業種・業界、サイト規模を問わず、顧客のビジネスに合わせて最適且つパフォーマンスを最大化させるための内容として完全カスタマイズが可能だ。

 今回は株式会社オークローンマーケティングが運営する「ショップジャパンオンラインショッピングサイト」に採用されたリマーケティングメール「VeContact」の成果について触れてみたいと思う。

クライアントの継続率90%越えのリマーケティングメールの効果

 ショップジャパンは、テレビで同社の商品を見て、その後電話で購入するという流れがメインだったが、近年はカタログ、小売店、Webなども加わり、テレビ通販から脱却したライフスタイルブランドとして成長を遂げている。そのような販売チャネルの複数化に伴い、Veのリマーケティングメール「VeContact」を導入した。

 「VeContact」はフォームページで離脱したユーザーに対してリマーケティングメールを送り、CV誘導を行う画期的なツールだ。クライアントの継続率は90%を越えていて、導入件数も1年間で5倍以上増えているという。

 ショップジャパンの他のメール施策と比べると、VeContact経由での購入率は約4倍、クリック率については約10倍近く高い結果となっているという。また、同社ではメールテンプレートや件名のABテストも実施し、日々効果の改善を行っている。

 ショップジャパン側は「自分がユーザーの立場になって考えた時に、カート内商品のリマインドメールを送信することが迷惑にならないかどうかという懸念がありましたが、実際VeContactを導入してみて、効果がでていることを知り、ユーザーにとっても便利なサービスだということがわかりました」とコメントしている。

下がった抵抗感と、上がったコンバージョン

 購入プロセスの途中でサイトから離れたユーザーでも、しっかりとアプローチすればサイトに再帰させて購入の完了を促す事ができると実証されている。その部分において大切なのはショッピングカート内の商品情報をしっかりとメール内に挿入し、パーソナライズメッセージを最適なタイミングで送信することである。これはなかなか人力で対応する事は難しい。

 リマーケティングメールに対して抵抗感を抱く企業が多く、導入が進みづらいとされてきた機能だが、最近は積極的に導入する企業も増えてきており、そのハードルは下がっている。また、導入事例も数多くあり、その効果は実証済みだ。こうした地道なセールスの積み重ねが、大きなリターンとなって返ってくるはずである。

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