マネーフォワード、マザーズ市場に9月29日上場（予定）を発表

　株式会社マネーフォワード（本社：東京都港区、代表取締役社長CEO：辻庸介）は、本日、株式会社東京証券取引所より、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場を承認されたと発表した。上場日は2017年9月29日（金）を予定している。

　以前、同社とECとの関係性でお伺いしたくて、マネーフォワード社に伺ったことがありその当時は、執行役員の田平公伸さんが出てきてくれた。

　取材の時は、特に、マネーフォワードの中にある「MFクラウドサービス」というツールを、ヤマト運輸がヤマトビジネスパートナーズという会員向けに「請求業務クラウドサポート」として、提供し始めた時だった。

MFクラウドサービスはマネーフォワードの価値がしっかり生きている

　マネーフォワードはアプリ上の金額を活用し、アプリで自分のお金の管理をしていく家計簿として使えるようにしたもので、「MFクラウドサービス」は、それをBtoB向けにアレンジしたものだ。

　アプリ「マネーフォワード」と同様に、3600以上の口座から取引データを自動で取得することができ、それも家計簿と同じ要領で、会計・確定申告、経費、消込、請求書、マイナンバー、給与の処理ができるようになっている。

　項目や機能にあたっては、実際に、会計事務所と組んで、より良い形に更新をしていくことで、利便性はこの何年かで格段にアップした。時代に即したこのようなサービス形態が顧客を生み、そしてまた次の時代の顧客を生んでいくものと思う。上場を通して、さらに攻めの姿勢を見せてもらいたいものだ。