REGAL CORE、「薬機法」「景表法」などの法律違反になり得る広告表現を公開
株式会社REGAL COREは2026年8月10日、薬機法・景品表示法(以下、景表法)などの法令違反になり得る表現を伴う記事LP(ランディングページ)の、広告配信状況に関する調査の結果を発表した。
調査概要
◆調査期間:2026年6月〜2026年8月
◆調査対象:毎回任意の複数WEBメディアを選定し、当該WEBメディアに掲載されているレコメンドウィジェットを中心に配信されている広告の記事LP
◆調査方法:半月毎に複数WEBメディアにて掲載されている広告商品の記事LPを把握し、その訴求表現について薬機法や景表法をもとにユーザーを守る観点から問題視される表現がないかを審査し評価する。
◆出典:薬機法・景品表示法違反の恐れがある広告表現の配信実例2026.8.10(株式会社REGAL CORE)
過度に痩せることを謳っている表現など
本調査では、調査対象期間に得られた記事LPにおいて、薬機法・景品表示法の法令に違反していると考えられる表現を含む訴求表現の一部がまとめられている。今回指摘された訴求表現の一部は、過去に指摘されたものも含め、以下の通り。
◆ 健康食品に該当する商材について、医薬品的効能効果表現(薬機法)や誇大広告(健康増進法)もしくは優良誤認(景品表示法)に違反している表現
▷飲むだけで痩せ、また過度に痩せることを謳っている表現
・必ず痩せることができる、脂肪便を排出させる、代謝を上げてくれる、脂肪を燃焼させる、痩せ体質になれる、2週間で13.1kgの減量、ビフォア、アフター画像との組み合わせで過度に痩せるような表現。
▷飲むだけで男性機能を向上させるかのような表現
・飲む男性ホルモン、性欲爆上げ、テストステロン爆上げ、更年期卒業。
◆機能性表示食品に該当する商材について、誇大広告(健康増進法)もしくは優良誤認(景品表示法)に違反している表現
▷機能性関与成分以外の成分にて、機能があると謳っている表現。及び、商品それ自体に機能があると謳っている表現
・〇〇(機能性関与成分ではない成分)が脂質を排出し、腸内環境を良くするかのような表現。
▷適度な食事制限や運動なく痩せるといった表現や消費者庁の見解を越えて、過度に痩せるかのような表現
・筋トレや食事制限などは一切なしで痩せる、1カ月で10kg以上痩せる、2週間で脂肪が激減などのような表現。

効能効果範囲表を逸脱した「効能効果」を謳う表現など
化粧品や医薬品における、違反表現の事例は以下の通り。
◆化粧品(薬用化粧品含む)に該当する商材について、医薬品等適正広告基準に違反している表現
▷効能効果範囲表を逸脱した効能効果を謳う表現
・医薬部外品ではないシワに関する商材において、シワは完全になくなった、しわがピーン!、などのシワがなくなるかのような表現。
・育毛剤において、塗る植毛、誰にもバレずに生やせる、などの表現や、BA画像により、あたかも髪が生えるかのような表現。また白髪が生えてこなくなる、白髪ケア、などの白髪に効果があるかのような表現。
・医薬部外品ではないまつ毛美容液に該当する商材において、まつ育、まつげが伸びた、育毛剤、まつげを生やす、などのまつ毛の育毛効果や発毛効果があるかのような表現。
◆医薬品に該当する商材について、医薬品等適正広告基準に違反している表現
▷本来医薬品であっても認められないと考えられる作用機序を謳う表現
・宿便のように腸内に溜まっている大量の便をあたかも脂肪のように見立て、またそれを排出させて痩せさせるような表現

法令に則った適切な広告表現を
本調査では他にも、「必ず〜、誰でも〜、完璧に〜、〜をゼロに、〜がなくなる、などの効能効果の完全性を謳うような表現」「認可をうけた、許可を受けた、国/厚労省に認められた、などの効能効果や安全性を過度に誤認させるような訴求表現」など、商材の分類問わず、薬機法や景表法などに違反している表現が指摘されている。
今回指摘された表現については、すでに修正をしている事業者も存在している。REGAL COREは、今後においても状況に変化があった場合は随時内容を更新するとした。
他社の事例を安易に踏襲するのではなく、過去の行政指導や措置命令の内容を踏まえた上で、法令に則った広告表現の設計が引き続き求められる。


