マガシーク、返品料金無料の『MAGASEEK おうち de 試着』開始

ECのミカタ編集部

ファッション通販サイトを運営するマガシーク株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 直也、以下「マガシーク」)は、注文した商品を試着して、必要に応じて無料で返品できる試着サービス「MAGASEEK おうち de 試着」の提供を開始した。また、サービス開始にあわせて、ファッションアイテムの購入に関する調査を実施し、その内容を公表した。

調査概要

今回提供が開始された、マガシークのいつでも返品送料0円「MAGASEEK おうち de 試着」は、購入した商品を1度自宅で試着でき、万が一サイズが合わない、イメージが違うといった場合に送料無料で返品できるサービスだ。

調査対象
①日本人20代~40代の男女2,000名(男性:1,000名、女性:1,000名)
②在日外国人20代~40代の男女100名(中国人:50名、アメリカ人:50名)

購入の失敗が多いファッションアイテムは?

調査によると、日頃ファッションアイテムを購入する際に通販サイトを利用している人は57.4%で、男女の比較では、男性が48.7%、女性が66.0%という結果だった。また、通販サイトで購入後「買って失敗した」経験があると回答した男女は43.4%。女性だけに限定すると58.1%の方が「買って失敗した」経験があることが分かった。

通販サイトで買って失敗したと思うことは男女ともに「サイズが合わない・思っていたものと違った」が第一位となり、試着を行えないことは通販サイトでのショッピングの失敗の原因になっていることが浮き彫りとなった。失敗したアイテムは、男性はトップスが38.1%で第一位。女性もトップスが47.3%で第一位と男女ともに、最も失敗した経験のあるファッションアイテムはトップスとなっている。

失敗の原因は?

次に、実店舗で買い物をして「買い物で失敗したことがある」と答えた方は33.1%で、試着や実際に商品を触ることができる実店舗での買い物でさえ失敗経験は少なくないという結果となった。

失敗したと感じる理由としては、「試着をしないで買った」が34.3%ともっとも多く、続いて「家に帰って着ると印象が違った」が33.1%、続いて、帰ってみると「合わせるものがない・合うと思っていたものが合わなかった」が31.4%だった。

リアル店舗では試着を重視

リアル店舗では試着を重視

失敗したと感じる理由として「試着しないで買った」という声がある中で、実店舗で購入の際に試着を重要視すると答えた男女は71.3%で男女別では男性が64.1%、女性が78.4%と10%以上の差がつく結果で女性の方が試着を重要視していることがうかがえる。

試着の際に困ることに関しての質問では、試着をする際、「サイズ違いや品物を取り寄せてまで試着をしたくない」という項目にもっとも共感が多く75.5%の方が「わかる」と答え、続いて「店員に声をかけられるのが嫌だ」という項目に75.2%の方が「わかる」という共感を得る結果となった。

その他、実店舗で試着をするときの、困りごととして「子供と入れる試着室があるところが少ないので、1人での買い物時に試着が難しいところがある」など子供を連れてのショッピングの難しさについての意見もあったようだ。

また、実際に失敗してしまったファッションアイテムをどのようにしているか。という質問に対しては「今も手元にある」と答えた方が50.7%と失敗したファッションアイテムでも処分していない方が半数以上いる結果となった。

日本にいる外国人からも支持される日本のECサイト

今回、日本に住む20代から40代の中国人、アメリカ人の男女100名(中国人:50名、アメリカ人:50名)にもファッションアイテム購入に関する調査を実施したところ、通販サイトやフリマアプリなどを利用していると答えた方は99.0%と、ほぼすべての方が通販サイトやフリマアプリを利用していることがわかった。

その中では通販サイトでも購入後「買って失敗した」経験があると回答した方は58.0%という結果だった。また、日本の通販サイトに関しては「価格や割引も魅力的である」などの意見とともに海外の通販サイトと比べて優れていると回答した方が73.0%で日本の通販サイトが優れていると感じている人が多いことを示す結果となった。

サービス開始にあわせてキャンペーンを実施

マガシーク社では今回のサービス開始に併せて10月17日(水)11:00から10月31日(水)12:00まで失敗したファッションアイテムの買取りポイントアップキャンペーンを実施するとのことだ。

調査結果にある通り、通販サイトでのショッピングや実店舗でのショッピングでファッションアイテムの購入時に失敗をしたことがあるという人が多いことが浮き彫りとなった。

特にリアル店舗では、試着を重視する一方、ネットではサイズのフィッティングが難しく失敗する、あるいは失敗だと感じるユーザーが多いことも示された。そうしたファッションECで言われる「サイズ問題」に対して、今回開始された新サービスがダイレクトに効果を発揮することになるだろう。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事