EC&WMS双方向のAPI自動化が実現 はぴロジの『ASIMS』とクラウドWMS『ロジザードZERO』が連携開始

ECのミカタ編集部

株式会社はぴロジは、「はぴロジ」のコアシステム「ASIMS」と、ロジザード株式会社が提供する「ロジザードZERO」とのAPIによる自動連携を開始したことを公表した。

ECとWMS双方向のAPIによる自動化が実現

株式会社はぴロジ(本社:大阪市西区、代表取締役社長:園田 有希生)は、EC事業者と物流事業者に付加価値の高いサービスを提供する流通インフラプラットフォーム事業「はぴロジ」のコアシステム「ASIMS」と、ロジザード株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:金澤 茂則)が提供する在庫管理システム「ロジザードZERO」とのAPIによる自動連携を開始したことを公表した。

この連携により、同社が提供する自動出荷管理システム「ASIMS」へ「ロジザードZERO」の入出荷や在庫情報が自動連携され、「ASIMS」でAPI対応済みのECカート・モールへ連携することで、ECとWMS双方向のAPIによる自動化が実現することになる。

連携により実現できること

連携により実現できること

◆流通・物流DXで「はぴロジASIMS」を活用

2025年の崖を前にDXへ向けてIT投資負担やCOVID-19への対応、オペレーションの複雑化に対応したシステムの対応と開発・導入スピードなどが課題となっている。はぴロジASIMSなら低コストで導入でき、出荷指示・出荷実績・商品マスタなど倉庫様とEC事業者様での日々のデータ連携が自動化する事でDX化を促進する。

◆分散入出荷・複数拠点運用を一元管理

複数拠点でロジザードZEROを利用している場合もASIMSがECとWMSのハブとなり、APIで自動連携が可能になる。またASIMSの分散出荷機能・一元管理機能を利用する事で、分散拠点運用が容易に行えるようになる。

◆代表的なカートやモール・様々な基幹システムに接続

主要なカート・モールとのAPI 連携やCSV接続でデータ統合・オペレーション自動化を加速。全国1300拠点以上で導入されているロジザードZEROを利用しながら、様々なECと自動連携することが可能となり、流通・物流の司令塔としてASIMS をコアに据えることができる。

はぴロジ × ロジザードZERO

◆はぴロジについて

EC事業者に対しては付加価値の高い物流サービスとの連携を、物流・倉庫事業者に対しては空きスペース・空き労力を活用した受注獲得の機会を提供できる流通インフラプラットフォーム事業「はぴロジ」を運営。全国 90超の拠点の物流・倉庫事業者と提携して組織化し、ショッピングカート・モール、OMSやWMSと双方向にデータ連携ができる自動出荷管理システム「ASIMS」をEC事業者および物流・倉庫事業者に提供し、シェアリングエコノミー型の流通インフラプラットフォームを展開している。2018年5月にCREの子会社となって以降、同社の顧客基盤を活用して全国の提携倉庫会社数を増加させつつ、大型のEC事業者との取引も開始するなど、年々その取扱高を拡大させている。

◆ロジザードZEROについて

2012年9月に販売を開始した自社開発のクラウド倉庫管理システムだ。顧客に寄り添い1社1社丁寧に導入支援を行う「サービス会社」としての姿勢が評価され、既存ユーザー及び業界周辺企業による紹介・口コミを中心に実績を伸ばしてきた。BtoC物流からBtoB物流まで幅広い業態・商材を管理できる柔軟性があり、周辺システムとの豊富な連携実績、導入まで最短1か月のスピード感、365日電話対応のサポート体制が支持されている。国内外のメーカー・通販事業者・3PL事業者が利用しており、1,334現場(2020年12月末現在)で稼働中、WMS業界において圧倒的な実績でトップシェアを誇る。

両者のAPI連携がついに実現した。それにより自動出荷管理システム「ASIMS」へ「ロジザードZERO」の入出荷や在庫情報が自動連携され、「ASIMS」でAPI対応済みのECカート・モールへも連携することで、ECとWMS双方向のAPIによる自動化が実現することとなった。ECの生命線とも言えるロジスティクスとECのコアな部分が、よりシームレスにつながることによって、それぞれのビジネスをさらに加速させることになるだろう。

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