豌豆(ワンドウ)がファミリアと提携 ベビー&キッズ商品の販売開始

ECのミカタ編集部

越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラ株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役CEO:翁飆、以下「インアゴーラ」または「同社」)は、株式会社ファミリア(本社:兵庫県神⼾市中央区、代表取締役社長:岡崎忠彦、以下「ファミリア」)と提携し、ベビー&キッズアイテムの販売を開始した。

多角的にファミリアの中国展開をサポート

中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラインアゴーラは、ファミリアと提携し、2023年5月23日(火)よりファミリアのアパレルを始めとするベビー&キッズアイテムの販売を正式に開始した。

インアゴーラでは、越境ECアプリ「豌豆(ワンドウ)」の立ち上げ当初から、高品質なベビー&キッズアイテムを求める中国の母親ユーザーに、機能性やデザイン性、安全性に優れた日本の商品を紹介してきた。

今回、新たにファミリアを取り扱うことで、ベビー&キッズアイテムの選択肢が大幅に増え、親子のライフスタイルの充実化を図ることができると考え、提携に至ったとしている。インアゴーラが構築してきた一連のマーケティングと販売の展開フォーマットを生かして、多角的にファミリアの中国展開をサポートするとのことだ。

インアゴーラ × ファミリア

インアゴーラ × ファミリア

インアゴーラは、自社で運営する「豌豆(ワンドウ)」アプリに加え、中国大手の複数のECプラットフォーム上にも旗艦店を出店している。それぞれのECプラットフォームの特徴に適したマーケティング方法を駆使し、中国において複合的に施策を実施。大手SNSプラットフォームの「レッドブック」での口コミによる情報発信や、ライブコマースプラットフォームの中国版Tiktok「抖音(Douyin)」「快手(Kuaishou)」での動画配信やライブ販売を行うことで認知度およびブランド力を高め、同時に、中国大手のECモール「天猫(Tmall)」や越境EC「抖音(Douyin)モール」などの陳列型オンラインショップにも展開している。

一方、ファミリアは、「子どもの可能性をクリエイトする」を企業理念に掲げ、2023年で創業73年目を迎えるベビー&子ども服のパイオニアともいえる老舗企業だ。「うまれて最初に触れる『もの』『こと』、最初に目にするもの、身に付けるもの、そのすべてに、本物とやさしさを」、また、ファミリアの創業当時からの「お⺟さんの気持ちになってものづくりをしましょう」というコンセプトのもと、「愛情品質」は今も引き継がれている。

ライブコマースも実施し、確かな手応え

ライブコマースも実施し、確かな手応え

今回の正式販売に先駆けて、4月17日(月)にファミリア代官山店にて、在日KOLの紫酱在日本氏による中国大手SNSプラットフォームのレッドブックでのライブコマースが実施された。閉店後の20時~22時の時間帯(中国時間19時~21時)にライブコマースを実施し、累計6000人の視聴者数と3.5万回以上の「いいね」を獲得したという。

ライブコマースの中で寄せられた「ファミリアの服はおしゃれで素材が良い」といった多数のコメントや、今回のライブで販売しなかった他の商品へのリクエストなどがあり、中国の母親ユーザーからの期待度や関心度の高さを把握でき、今後の取扱商品に関するラインナップのヒントを得たとしている。

またインアゴーラは、今後について、中国展開における多様な販売とマーケティングノウハウを活かし、ファミリアの中国市場でのブランド認知のさらなる向上と販売支援を推進するとしており、購買意欲旺盛な中国消費者と高品質な日本製品との新たな橋渡しのためにチャネルとなりそうだ。


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