【SMS成功事例セミナー】未払金・督促の回収率アップ!(上)

CM.com Japan株式会社

「6%」
何の数字だと思いますか?とセミナーの冒頭で掲げられた数字。これはECサイトにおける代金の未回収率だという。もちろん企業により差はあるが、後払いを許可しているEC企業にとって、未払金はなるべく時間とコストをかけずに解決したいやっかいな問題だ。しかし、電話や郵送はコストがかさむし、メールは開封率が悪い。そんな未払金回収方法に悩む企業のために、SMS(ショートメッセージ)を使用した督促の実例を紹介するセミナーが、6/19に渋谷ヒカリエにて開催された。

2%は大きい/SMSの効果

今回、成功事例をセミナーで紹介してくれたのは、名古屋市にある株式会社 未来(以下、(株)未来)。「I’m PINCH」というユニークな名前の化粧品が人気のオンラインコスメショップだ。発送後14日以内の入金が振り込み期限だが、確認がとれないお客様も少なくない。そこで、これまでの郵送やメール、電話という手段に加え、2018年6月からSMSでの督促を開始した。効果は如実に現れ、SMS配信を開始してから回収率が2%増加した。「2%というと、インパクトに欠けるかもしれませんが、年間の売上が50億だとしたら1億円になります。大きいですよね」と話してくれたのは、(株)未来の水谷氏。未入金は2年を過ぎれば回収が非常に難しくなる。1%でも減らしたいと思うのが共通の心境だ。

簡潔に伝える/70文字とLPの内容

(株)未来がSMSで督促を送るタイミングは、発送から14日前後。配信時間は営業を開始する9時頃。主な目的は以下2点だ。

・未入金のリマインド
・クレジット決済への誘導

SMSの文字数は最大70文字と限られているので、文面はシンプルにし、短縮URLからランディングページに飛んでもらい、詳細を確認してもらう。

「●●様 いつもありがとうございます。お支払いに関する重要なご連絡です。(株)未来 URL」

遷移先のランディングページには、名前や金額がパーソナライズされた明細とクレジット決済の案内が書かれている。

リンクのクリック率は約40%。開封率が数%のメールと比較すると格段に良い。「文字数が限られているため必然的にシンプルな文面になりますが、簡潔に用件を伝えられて効果的なのでは」と、(株)未来では推測している。

懸念事項/クレームはきたか?

「携帯に勝手にメッセージを送ってくるなんて」。督促にSMSを使用したらクレームを受けるのではないかと懸念していたが、今のところお客様からのそのような声はいただいていないという。販促で利用する際はまた違うかもしれませんが、督促に関しては当然のことを要求しているわけであり、真摯に受け取ってくださっているようです」と水谷氏は話す。メールでは軽すぎる、郵送では重すぎる、SMSはちょうど良い塩梅なのかもしれない。

次回は(株)未来の督促以外の利用方法について詳しく紹介する。


著者

CM.com Japan株式会社 (CM.com Japan K.K.)

1999年オランダで設立し、SMS配信・SIPトランク、コミュニケーションアプリへのメッセージ配信などマルチチャネルメッセージングツールを単一プラットフォームで提供。RCSではGoogleとのオフィシャルメッセージングパートナーとして実装開始。WhatsAppをはじめ、Telegram、Takeaway.com、 ラボバンク、KLMオランダ航空等30,000社以上の顧客にサービスを提供。

https://www.cmtelecom.jp/