NE、「ネクストエンジン」のアプリストアをAI時代に向けて再構築
NE株式会社は2026年10月20日、SaaS型ECバックエンドシステム「ネクストエンジン」のアプリストアを、6700社超のEC事業者の利用実績と評価を蓄積するプラットフォームへ再構築したことを発表した。
※本記事で紹介する改修は、システム調整のため実施が延期されている。
アプリストアの3画面などが対象
今回の改修は、アプリストアの3画面(トップ/アプリ一覧/アプリ詳細)と、パートナー企業向けの「アプリを作る」画面が対象となっている。
NEは主な改修内容として、次の7項目を挙げている。
◆レビュー評価と導入実績による総合ランキング
◆利用企業だけが投稿できるレビュー
◆構造化されたアプリ詳細ページ
◆AIアプリコンシェルジュの常駐
◆タブで整理したアプリ詳細ページ
◆レコメンド
◆トップページ
また、アプリの登録・編集を行う「アプリを作る」画面を新しいデザインに刷新。新しいアプリストアでの見え方を、公開前に確認できるプレビューを追加した。
これにより、パートナー企業はタブで整理された詳細ページでの表示を確認したうえで公開できるように。製品の特徴を意図した通りに、届けやすくなる。
アプリストアの役割が変わる転機
NEは「汎用AIエージェントがMCPやAgent Pluginsを通じてネクストエンジンを直接操作する時代が近づいています」と指摘している。
その時代にAIがアプリを薦め、正しく使うためには、アプリの説明やFAQなどの情報が人にもAIにも読み取れる形で保たれること。さらに、誰がどう使い、どう評価しているかも残っていることが重要になる、と同社は考えている。
NEはこうした変化を「アプリストアの役割が変わる転機」と捉えている。
今回、アプリ利用企業の評価を可視化して選択に反映。基本情報をAIにも読み取れる形に整えることでEC事業者が選び、パートナー企業が選ばれる場へと再構築するに至った。
アプリ情報などをAIにも読み取れるように体系化
NEは今後の展開について、次のようにコメントしている。
「今回の再構築に続き、当社は、汎用AIエージェントがネクストエンジンを操作する時代に欠かせない対応として、パートナー企業が登録する説明文やFAQなどのアプリ情報を、JSON-LDやllms.txtなどの形式で人にもAIにも読み取れるように体系化する仕組みと、AIエージェントがアプリストアの情報を直接参照できるMCP対応を段階的に進めてまいります。あわせて、AIによるレコメンドの高度化をはじめ、パートナー企業と利用企業の双方にとっての価値を高める施策にも継続して取り組んでまいります」
また、レビューや知見の共有を通じて、EC事業者がネクストエンジンをより深く活用し、ユーザー同士が学び合える仕掛けづくりも進める方針を示す。汎用AIがネクストエンジンを操作する時代への準備として、今後の動向に注目が集まる。


