定期購入商材の販売を始めるなら押さえておきたい！失敗しないショッピングカート選び、4つのポイントとは？

ｗ２ソリューション株式会社 マーケティングディビジョン マーケティングチーム 統括リーダー 寺沢 篤史氏

定期購入商材の販売を始めるとき、まず立ちはだかる壁は「ショッピングカート選び」だ。それぞれのサービスで機能は異なり、どれを利用するかで今後の成長の速度が変わってくる。しかし、「どのような視点をもって選ぶべきなのか、分からない」という方も多いのではないだろうか？

そこで、「失敗しないためのショッピングカート選びの基準」をプロ視点で解説してもらうことにした。今回、話を伺ったのは、ｗ２ソリューション株式会社 マーケティング ディビジョン マーケティングチーム 統括リーダーの寺沢篤史氏。システム選びで注意する4つのポイントについて細かく解説してもらった。

定期購入商材の販売を始めるとき、システム選びで注意する4つのポイント

ーーECサイトを立ち上げようとしたときにまず行うのがショッピングカートの検討だと思います。特に化粧品や健康食品などの定期購入商材のEC販売を始める際、カート選びで注意することを教えてください。

初めてリピート通販ECサイトを立ち上げるとき、「まずは売上を伸ばさないと」という視点でカート選びを行ってしまう事業者さんが多くいらっしゃいますが、実はそこで注意すべきポイントは、大きく分けて4つあると考えています。

売上を上げることはもちろんですが、1だけではなく2、3、4をしっかりと意識して選定することが重要です。初めての立ち上げとなると、「日々の運用フロー」「情報管理の煩雑さ」「安定的な稼働の重要性」はなかなかイメージが湧かないかもしれません。

しかしこの４つの条件で検討しなかった結果、EC事業が成長してからショッピングカートサービスをやむなく乗り換えるパターンもたくさん見てきました。

ーーなぜ、ショッピングカートの乗り換えが必要になってしまうのでしょうか？

弊社にも乗り換え希望のEC事業者様がいらっしゃるのですが、ほとんどの方がカートサービスに搭載されている機能の物足りなさを感じられていますね。

「受注処理が自動化されていないから、ルーティン業務にかなり時間がかかってしまう」「オンライン・オフラインの問い合わせ情報が煩雑化し、処理が追い付かない」「セキュリティが弱くて万が一を考えると心配」と。

特に、日々の運用に時間を取られすぎると、売上拡大のための戦略立てに時間が使えず、本末転倒になってしまいます。

ーーECサイトが成長するにあたり、求められている機能の水準が高くなり、仕方なく乗り換えることになってしまうのですね。

はい。システムの乗り換えは、データをそのまま引き継げなかったり、デザインを変更する必要があったり、一筋縄ではいきません。乗り換えると、予算や時間を余計に使わなければならないのです。

それならば、最初から成長を見越したショッピングカートを選んだほうが、予算も抑えられて効率的。そのため、最初にお話しした4つのポイントを重視し、カート選びを進めることをおすすめしています。

ーーそもそも、リピート通販ECを始めるとき、リピート購入に特化したショッピングカートを選ぶのはマストでしょうか？ 総合通販向けのショッピングカートを選ぶのはアリですか？

基本的には、リピート通販に特化したカートサービスを選ぶべきだと思います。なぜなら、リピート通販をするのに最適化された機能が付いているから。

「継続回数に応じたユーザーのランク分け」「定期引き上げ専用LPカート」といった機能は、リピート通販カートならではの要素です。例えば、「継続購入の●回目に、A商品のサンプルを同梱する」といったユーザーごとの細かな販促施策などが挙げられます。

戦略的に売上を伸ばしていきたいなら、リピート通販ならではの売上アップ機能が付いたサービスを選ぶべきでしょう。

また、どこのカートシステムも定期的に機能バージョンアップをしていると思いますが、総合通販に特化したシステムだと、リピート通販に向けた機能追加がされない可能性も高いと思います。

月額基本利用料9,800円から！「リピートPLUS」とは？

ーーｗ２ソリューションが提供する「リピートPLUS」とは、どのようなサービスでしょうか？

「リピートPLUS」は、リピート通販向けのオールインワン型サービスです。

定期注文引き上げやCRM・分析といった「優良顧客を育成する機能」から、受注管理や出荷管理といった「業務効率を改善する機能」まで、リピート通販に必要な幅広い機能をそろえています。

弊社の強みは、自社サービスである総合通販向けパッケージ「ｗ２Commerce」をもとにして、「リピートPLUS」を開発した事が前提にあります。なので、バックヤード業務の自動化・サーバーやセキュリティの強さ・デザインの自由度の高さといった利点を、「リピートPLUS」でも反映させているのです。

そのシステム構造をベースにリピート通販ならではの機能を数百という単位で追加しており、大手総合通販ECサイト向けに提供しているスペックの高い機能を、リピート通販ECサイトにも同じクオリティで提供しています。

ーー先ほど「定期通販を始めるなら、ゆくゆくの成長を見越しながらカートサービス選びをするべき」と言っていました。「リピートPLUS」は、成長してからも使い続けられるのでしょうか？

はい。複数のプランがあるので、ECサイトの規模に合わせて最適なプランを選べますし、成長に合わせてランクアップもできます。

用意しているのは「ONE」「STANDARD」「PROFESSIONAL」「ENTERPRISE」の4プラン。リピート通販をこれから始める方におすすめしているのは一番価格の安い「ONEプラン」です。月額基本利用料が9,800円なので、ローリスクでご利用いただけます。

ONEプランは、スタートアップ企業様から年商1,000万円程度までの企業様に導入いただく場合が多いですね。商材でいうと、健康食品やサプリメント、化粧品、コスメがメインです。現在は、プランアップしてサブスクリプションサービスへ移行していくパターンも増えてきています。

ーーただ、安価に利用できる分、オプションなどを付ける必要があるのか不安です。そういった面はいかがでしょうか。

ONEプランにも、リピート通販を始めるうえで必要な標準機能はそろっています。

問題なく業務を進行していただけますよ。カゴ落ちしにくいデザインのカート付きランディングページを作れますし、バックヤード画面で受注処理や出荷処理をまとめて管理可能です。

また、毎年サービスのバージョンアップもしているため、最新の環境でご利用いただけます。セキュリティ面も同時にバージョンアップしており、いつでも安心してECサイトを運営していただけます。

ーーONEプランでもクオリティの高い機能を提供されている、と。

そうですね。実は「リピートPLUS」を利用するEC事業者様の7割が、他サービスからの乗り換えでして。「使える機能が少なかった」「欲しい機能が搭載されていなかった」といった声を多く聞いています。

最初にお話ししましたが、乗り換えをすると、予算や時間が余計にかかってしまいます。そのため、最初は「ONE」からスタートし、状況に合わせて徐々に「STANDARD」、「PROFESSIONAL」、「ENTERPRISE」へとプランをステップアップしていただくのが理想ですね。

ーー「リピートPLUS」を導入する際のサポート体制はいかがでしょうか？

自社でカスタマーサクセスチームを組んでいまして、専任の担当者が導入から細かくサポートしています。導入後も、運用において分からないことがあれば、電話やメールで気軽にご連絡いただいていますね。

ONEプランの場合は、初めて定期通販に挑戦される方も多いため、サポートサイトを用意しています。「知識がないからサービスを使いこなせるか不安」という方も、安心してご相談いただきたいです。

「お互いにwin-winな関係になりたい」ｗ２ソリューションの今後の展望

ーー最後に、「リピートPLUS」の展望について教えてください。

近いうちに、リピート通販初心者のスタートアップ企業向けに、勉強会を開催したいと思っています。「分からないことが分からない」という状態の方も多いので、「EC業界全体について分かる勉強会」「定期通販で初心者が押さえておくべきポイント勉強会」などを開催したいですね。

今後は、対面でのコミュニケーションにも力を入れていくつもりです。

ーーなぜ対面でのコミュニケーションなのでしょうか？

弊社は、EC事業者様とともに成長していく、win-winの関係になりたいからです。

ｗ２ソリューションの“ｗ２”には、“win-win”という意味が込められています。「EC事業者様には『リピートPLUS』で売上を伸ばしてもらい、弊社もEC事業者様と一緒に大きくなっていく。そして、EC事業者様に、さらに良質なサービスを提供する」。単なる「システム会社とクライアント」という関係ではなく、このようにお互いに高め合える関係でいたいのです。「業者ではなくパートナーになろう」というフレーズは会社とも大事にしているんです。

そのために、ONEプランから末長くご利用いただけたら喜ばしいですし、今後はEC事業者様のサポートにより一層力をいれていきます。


またｗ２ソリューションでは、この記事を見てお問い合わせいただいた方に向けて『リピートPLUS初期費用キャンペーン』を実施。

キャンペーン期間は 2020年2月28日まで なのでECサイトの立ち上げを検討している方や、ショッピングカートの乗り換えを検討している方は、ぜひこのタイミングで相談してみることをお薦めする。