Amazon DSP広告のオーディエンス活用術 レポートを活用した最適な構築方法を解説
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
早速ですが、皆さんはAmazon DSP広告を利用されていますでしょうか?
本記事では、Amazon DSP広告をより効果的に運用するために重要な「オーディエンスの設定」の考え方や活用方法について、わかりやすく解説します。
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Amazon DSP広告のオーディエンス例
Amazon DSP広告は、Amazonが保有するデータを活用し、幅広いユーザー層を対象に広告を配信できる点が大きな特長です。
実際にどのようなターゲティング設定ができるのか、今回はアグザルファが運用する中で活用頻度の高いセグメントを一部ご紹介いたします。
■ 商品リターゲティング
Amazonで特定の商品を閲覧or閲覧したユーザーに対して配信
■ 興味関心ユーザー
直近で対象カテゴリや商品に興味・関心のある、購買意向の高いユーザーに対して配信
■ ライフスタイル
特定のライフスタイルに関連した商品カテゴリに関心を持つユーザーに対して配信
上記はごく一部のセグメントです。
この他にも、下図のような地域等のデモグラフィック情報、広告主が保有するデータと照らし合わせて作成をするセグメントなど、配信の目的に合わせてターゲットを選ぶことが可能です。

※配信する商材・カテゴリによっては、使用できるセグメントに制限がかかる場合があります。
設定例
例えば、20代女性をターゲットにしたいと場合、オーディエンスを以下のように設定することが可能です。
オーディエンス:【20~29歳】かつ【女性】
オーディエンスレポートより、設定したオーディエンスから、インプレション数、クリック数、DPV、購入数などを確認することができます。
次に、オーディエンスレポートでは具体的にどのような項目が確認できるのか見ていきましょう。
オーディエンスレポートで確認できる項目(一例)
オーディエンスレポートでは、主に以下の項目が確認できます。
• キャンペーン名
• 広告グループ名
• ターゲティング名
• ターゲティング方法
• 広告費
• インプレッション
• クリック数
• DPV(Detail Page View:商品詳細ページ閲覧数)
• 購入数
• 新規顧客の購入数 など
広告の成果を把握するために必要な項目の多くは、このオーディエンスレポートで確認できます。
レポートイメージ
以下は、オーディエンスレポートのイメージです。
※あくまでイメージのため、わかりやすい数字へ変換して記載しています。

この表で注目するべきポイントが、「ターゲティング方法」です。
ターゲティング方法には、「behavioral」と「untargeted」の2種類があります。
• behavoral:実際に設定したオーディンエンス
• untargeted:オーディエンスには設定していないが、設定したオーディエンスの含まれたオーディエンス
「untargeted」をわかりやすく表現すると、「実際に広告が表示されたり、購入してくれたユーザーが裏で併せ持っている属性(オーディエンスセグメント)」 です。
Amazonのユーザーは、一人で複数の属性を持っています。
例えば、Amazonでお酒や美容関連の商品を頻繁に購入している20代女性のAさんは、以下の属性に含まれます。
②20~29歳
③お酒好き
④美容好き
このAさんに対して、「20~29歳」のオーディエンスを設定したDSP広告が配信された場合、以下のようなレポートが取得できます。

このように、オーディエンスレポートでは、設定したオーディエンスだけでなく、より具体的なユーザーの属性の裏側を確認することができます。
それでは次に、このレポートを活用し、どのようにして効果的なオーディエンスを構築していくのか解説します。
レポートを活用した最適なオーディエンスの構築方法
以下の表は、先ほどの表にCVRの列を追加したものになります。
※DSP広告のCVRは、クリックではなくインプレッションに対して算出されるため、以下表はインプレションを基準にしています。

表を見ると、「美容好き」のオーディエンスに属するユーザーの購入数が最も多く、一見すると最も効率の良いオーディエンスに見えます。
しかし、CVRを確認すると、「お酒好き」のオーディエンスが最も高い数値となっています。「お酒好き」のオーディエンスにかかった広告費は、「美容好き」の17%である一方、CVRは257%と非常に高い結果となっています。
仮に、「お酒好き」のオーディエンスへ、「美容好き」と同程度の広告費を投下すると、(CVRが維持できた場合)単純計算で500件近いコンバージョンを獲得できる可能性があります。
レポートを活用した新規作成例
上記の例をもとに、新たなキャンペーンを作成するのであれば、以下のような設定が考えられます。

新たに「20~29歳」かつ「お酒好き」を対象としたキャンペーンを作成し、既存のキャンペーンでは、「お酒好き」を除外します。
既存のキャンペーンからお酒好きを除外する理由は、新規キャンペーンとの配信重複を避けるために設定します。
このように、オーディエンスレポートを活用して、ユーザーの裏側の属性を見つける分析を繰り返します。
分析と改善を繰り返しながら、より成果が期待できる最適なオーディエンスへカスタマイズし、効率的な配信を継続することが、Amazon DSP広告の効果を発揮する一つの方法になります。

まとめ
本記事では、Amazon DSP広告ならではの豊富なデータを活かしたターゲティングから、レポートを用いたオーディエンスの構築方法までを解説しました。
• オーディエンスレポートを活用することで、どのオーディエンスが広告成果につながっているかを数値で確認できる
• レポート結果を比較・分析し、成果の高いオーディエンスへの配信強化や、成果の低い配信の見直しにつなげる
• 一度設定して終わりではなく、「配信→分析→改善」を繰り返すことで、Amazon DSPの広告効果を継続的に高めていく
今回解説に使用した表は、あくまで例を示した数値になるので、あくまでも説明用のサンプルとして、わかりやすくしています。
実際のオーディエンスレポートはより複雑であり、クライアントである広告主様が求めるKPIに応じて、重視すべきポイントも変わります。
しかし、レポートを読みとることで、効果的なオーディエンスの設定を、自社独自にカスタマイズできる、という点は参考になったのではないでしょうか。
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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